225先物 エリオット波動分析No.411(06/25-19:16)

 夕場現時点、安値は28,960円・・・正に「ここな!」の局面を迎えていると見受けられます。

Outlook・・・29,090円をブレイクアップ、3波ⅰ波継続中と考える。
注目日・・・6月29日7月1日5日9日

 昨日からⅱ波エクスパンディッドフラットの可能性は十分に念頭にあった事から、朝からの上昇自体に驚きはないものの、「29,090円、超えるなよ・・・」が本音。超えたとは言え上髭で29,120円、「相場のアヤ」という事でこれまでのⅱ波エクスパンディッドフラットカウントを踏襲する事も十分に可能ですが、それをやり始めると「自由と無法の分け隔て」が分からなくなってしまいますので、潔くカウント変更。が、それもまた小難しいカウントが必要となり、相場の難しさを思い知る今日この頃・・・(笑)。

 さて現状、6月23日28,970円~28,670円が小勢5波動構成に見受けられる事を証左に、6月22日28,850円以来のⅰ波ⅳ波エクスパンディッドフラットカウントと考えます。この考えに従えば、6月23日28,670円以来はⅰ波ⅴ波が進行中、それはⅰ波ⅴ波により上昇が描かれると考えます。28,790円以来はそのⅲ波が進行中と見受けられ、29,120円以来の調整はその4波と理解する事が出来ます。なお29,120円以降の安値28,940円は仮想3波の61.8%押し、4波による調整値としては十分に満足させるものと考えます。

 目先の展開では28,960円が強くかつ重要なサポート、守りかつ29,090円を超えるとそれは5波スタートを暗示する最初のサイン。このケースでは、5波による上昇が29,160円~29,200円を試すと考えます。

 その反面で、再度の下落が28,940円を割り込むと28,900円~890円が強くかつ重要なサポート。890円割れではもはや、現行カウントは破綻ポイントを迎え、代替カウントとしてまずはalt.1を考慮。このカウントは6月22日28,590円以来、ⅴ波ダイアゴナルトライアングル」であり28,840円、あるいは28,790円~760円はそれぞれ反転の可能性を内包するサポート。

 確率を別として・・・それでもこのまま28,760円ブレイクダウンでは元のカウント、ⅱ波エクスパンディッドフラットに立ち戻ります。このケースでは結果として29,120円以来、衝撃波にて28,590円~580円を試すと考えます、留意を。

 ワタクシ個人的には・・・28,960円ロスにて28,980円、買えたら買うよに一票ですか(笑)。

 さてお休み、ジメジメするお天気ですが、それを超えればオリンピックもありますね。賛否両論あろうかとは存じますが、目の前の事を楽しむ事もまた大事。相場同様、先々を楽しみに今のジメジメ、乗り切りますか!皆さん、良い週末を!(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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