エリオットで「間違える」とすれば、それはたいがい「4波」とする波が「4波でなかった」とするパターン。眼前の調整も少なくともココまでは想定内ですが油断大敵、正念場と認識します。
Outlook・・・c波中4波完了を占う局面。
注目日・・・6月23日、29日、7月1日
さてそれでも夕場現時点、安値29,210円は予見した「仮想3波の50%押し」にて導かれるサポート、29,440円以来が4波による調整であれば、十分に満足させる水準、波形(パターン)を描いたと指摘出来ます。
★29,210円安値現時点、29,260円が最初の強いレジスタンス、超えて29,280円、29,300円があるものの、仮に29,440円以来の仮想4波がフラットを描き完了しているならば、まずは29,320円~330円、そして4波の61.8%戻しに相当する29,350円~360円トライに多くの時間を要さないと考えます(シナリオ.1)。
★その反面で更なる安値トライにて29,200円を割れると、その際は29,170円が重要なサポートと考えます。ココを守ればヨシですが、割り込むと現況を「4波」とは読めなくなります(1波と4波は重ならない)。
だとすると・・・最もシンプルに理解すれば「c波完了~d波スタート」ですが、現時点の高値29,440円は仮想a波=仮想c波に達しておらず、如何にも不自然さを否めないと考えます。無論、その後に予見するe波がc波の長さを上回らずに完了(真ん中の波が最も短くなる事はない)するという、窮屈な状況を想定すればテクニカル的に有効性を担保しますが・・・このケースでは「1波完了~2波スタートシナリオ」が俄かに現実味を帯びて来る事を知り置きます、留意を。
★ワタクシ個人的には・・・29,250円現在ですが、もはや29,210円ロスにて買いに一票ですか(笑)。
(長浜-株式寅さん)