本日の上昇はこれまでの考えに、小さくない疑問を投げかけており、今後のストラテジーについて再考を促していると理解します。現時点では、その限界ポイントは近い事を知り置いた上で、ⅳ波トライアングルシナリオと優先します。
Outlook・・・大枠の優先カウントはⅳ波トラアイングルと考えるが、限界が近い。
注目日・・・2月9日、16日、19日、22日
エリオット波動は、その予見する株価経路が予測の範囲からはみ出さにうちはこの上なく楽なのですが、幾つかの分岐点で違った方向に行く事で強く再考を迫ってきます。
★昨日の安値28,280円以来では、28,530円とのオーバーラップ示現が最初の分岐点。この時点で28,720円~28,280円は3波動構成であった事が色濃く暗示され、この時点ではⅳ波フラットは後退。替わってⅳ波トライアングルが有力となります。
★2つ目の分岐点は28,630円のブレイクアップ、28,720円~28,280円の78.6%をブレイクアップは、28,720円を超える可能性を暗示、それはⅴ波ダイアゴナルトライアングルの可能性を暗示するサイン。
★さて現時点、ⅳ波トライアングルの可能性を優先しながら、もはやⅴ波ダイアゴナルトライアングルを並走という、書いているだけ面倒臭くなりそうな予感ですが、相場様がそう仰るならついて行くだけですか。だがしかし・・・ⅳ波トライアングルを優先したとして、現行カウントはⅳ波中c波がエクスパンディッドフラットを描いているとするカウント。仮想a波×1.382=仮想b波に相当する28,890円を、このカウントの限界と設定するのが合理的と考えます。
★エリオット波動の考え方が変わっていく道筋について、リアルタイムでお話するのは気が引けますが、こんな感じですね。ただこれも、更に変わっていく可能性は常にありますから、この他にも考えておく必要はあるのでしょう。先日にもお話した複数のシナリオ、その予めの用意が大事と言えば大事ですが・・・本音はその作業、結果としては徒労に終わって欲しいですケドね(笑)。
(長浜-株式寅さん)