225先物 エリオット波動分析No.1,504(2024/12/13-21:40)

 225先物、突っ込みがあれば強気としたところで、それが「過ぎれば」見方が変わるのが相場。39,460円~430円、390円~350円は、これまでのカウントを継続するには守って然りのサポートでしたが、これらをアッサリ割って安値は39,240円。

 安値39,240円はいわゆるトライアングルにおけるApex(エイペックス)と呼ばれる頂点、換言すればトライアングルの終点。その後の急騰はいわゆるスラスト(突き)と呼ばれる独特の動き、そしてその完了後、速やかにスラスト始点水準への引き戻し・・・とすれば綺麗な話ですが、それでもこの局面は39,350円を下限とし欲しかったとは個人的な感想(笑)。

Outlook・・・仮想.a波完了~.b波進行中としながら、実質、見極め優先の局面。
注目日・・・12月18日、24日

 ★225先物、39,350円(39,140円~40,160円の78.6%押し)を決定的に割り込んだ事を証左として、11月27日37,650円~12月11日40,160円にて仮想.a波完了。眼前の調整について、仮想.b波a波進行中とまずはそう考えます。i波v波により描かれるだろうこの波は現在、そのiii波までを走り終え、39,240円以来はiv波によるリバウンドが進行中と考えます

 ★仮にこのカウント(シナリオ.1)が正しければ・・・眼前の上昇は決して39,830円を超えない戻り(i波iv波は重ならない)と考えます。

 逆説的に言えば・・・目先の展開で39,830円を超えるならばこのカウントは間違いであり、再度、.a波v波ダイアゴナル進行中とするシナリオ.2へ移行。なおこのケース、38,940円(12月6日)~40,160円(12月11日)にてv波a波、現在はb波とする勘定(alt.1)。

 ★39,740円戻り高値現在、650円~640円~620円~600円まで強く重要。下限(600円)を守る限り、目先の上値指向を担保すると考えます。なお目先、770円~780円は反落の可能性を同居する強く重要なレジスタンス。
 なお上限(780円)アップは現行カウントに疑問を投げかける最初のサイン、830円を超えると色濃いサインと考えます(既述)。

 ★反面で・・・39,740円を高値に600円割れは調整機運。39,570円~550円~540円、そして530円~510円は強くかつ重要なサポート。この下限(510円)を守る限り目先の再上昇の可能性を内包も、下限割れでは440円~430円、360円~340円を試す調整(シナリオ.1)に留意を。

 ★ワタクシ個人的には・・・ココから前提では日和見主義全開。売りも買いも手が出ないというのが正直なトコロ。どうしても売るなら780円ロスにて770円売れたら売るよ、どうしても買うなら620円ロスにて640円買えたから買うよでしょうか(笑)。

 ★さて師走の週末、急に気温も下げてきましたが、それに伴い?相場も下げてきて・・・。今晩の夕場で何れかのヒントが出ればイイですね。さて皆さん、風邪などひかずに良い週末を!(笑)。

(長浜-株式寅さん)