相場はこの先・・・国会、辞任ドミノくらい面倒臭くなりそうな予感ではありますか。「世の中、ワリィー奴ばっか、偉くなってんの?」とでも「勘違い」しそうな昨今ですが、この先の相場もね、勘違いをさせられそうな予感(笑)。
OUtlook・・・c波中.x波(中間波)進行中と考える。
注目日・・・12月30日、1月5日、11日
11月24日28,500円以来について、仮想(c)波中c波がその1stフォーメーションとしてフラットを描いたと、まずはそう考えます。
エリオット波動における調整パターン、フラットとは原則として「a波~b波~c波」による3波動構成にて構築、そしてそれがそれぞれ、「3波動(a波)-3波動(b波)-5波動(c波)」のリズムを描くパターンを指します。
エリオット基本講座 第3回 | テクニカル投資研究会 (technical-analysis-research.com)
時に、最初の波(a波)自体がフラットを描き、それを以てしてa波を形作る事もしばしばあり、実際のチャートラベリングはより困難なものにされたりしますね。エリオット本を見て、読んで、「よ~し、うん、だいたい分かった!」となってからがたいがい、困難の壁にぶち当たったりして、「なんだ、これ、わけ分かんないし、止めよう」となりますか(笑)。
かと言って・・・他に楽して当たる・儲かるといったモノもなかなか見当たらず、仕舞いには「西へ西へのガンダーラ探しの旅」に出たりします。ワタクシもこれまで、何度、旅立ったか・・・無いんですよねー、ガンダーラ(笑)。
★さてそれはそれとして今回も、11月24日28,500円~12月8日27,410円までの仮想.a波自体がフラットを描いたと見受けられます。その後の仮想.b波は、仮想.a波の78.6%戻しJustの28,260円。そして以降の仮想.c波は教科書通り、ⅰ波~ⅴ波による5波動構成を描き、25,900円に到達したと考えます。
★フラットパターンのガイドラインは「完了後、速やかに始点水準への引き戻し」が挙げられ、だとすると・・・今後、この先々、「意外?」なリバウンドが生じ得る確率は、現時点の見かけから受ける印象よりは高いのかも知れません(シナリオ.1)?
★だがしかし・・・それほど単純でもない場合もよくある事、「思い込んだら負けよ」を地で行くのが相場(笑)。見かけから受ける印象通り、今後のリバウンドは限られる可能性も十分にあり、それはalt.2/シナリオ.3(c波中.a波進行中)として知り置きます。
★総じて・・・この先、結構、戻るかも知れないけれど、それは「片目(腰の引けた)の強気」くらいのスタンスで丁度良い、そんな局面と考えます。
さて・・・少し小難しい与太話が長くなってしまいましたが(笑)、目先の展開では26,340円は重要なサポート(既述)。
★守る(26,340円)限りにおいて、ヨコヨコ~リバウンドの可能性を内包(シナリオ.1)。26,340円安値現在、目先では早急に370円を超え、それが430円~440円を上抜く上昇示現が理想の姿と考えます。
★反面でこのまま26,340円割れは、26,560円にて.x波中a波完了を暗示する最初のサインと考えます(シナリオ.2)。
なおこのケース、26,310円~290円、260円~250円~230円トライを許容も、その「下げ方」は自由形、上げ下げを許容しながら調整機運の台頭と考えます。
★ワタクシ個人的には・・・ココから前提では日和見主義全開。26,370円を超えるなら、26,340円ロスにて380円買いに一票、チャチャっとコースですか(笑)。
(長浜-株式寅さん)