225先物 エリオット波動分析No.871&与太話(12/25-14:04)

 人間には希望が必要で、それは悪い未来よりは良い未来。株は下げるよりは上げる・・・世の中ではそれがたとえ外れても、「万年強気」こそが無意識に「求められてるモノ」である事は知った上で、まぁ、こんな詰まらない予測破線イメージ。

 「弱気はね、当てても誰も喜ばないよ」とはその昔、とある証券会社で「トレーダー」として勤めていた頃、とある法人営業の方から言われたお言葉。それはある意味で事実でもありますが・・・そうは言い続けて(弱気・売りは悪だ!)結局、皆で泥水を飲み続けたバブル崩壊の例もあります。望む望まないを別として、それならそれで、それを避けて「その先」を見るという事も大事かもしれませんね。

 実際、バブル崩壊時に皆で呪文のように唱えた「止まない雨はない」、「明けない夜はない」は確かにその通りではありました。ただ、それまでの「時間」の規模があまりに大きかったため、大半の人々は雨が止む前、夜が明ける前に居なくなっちゃいましたが・・・。

 さすがに今回は、エリオット波動の観点からも波のステージからして「バブル崩壊」とはスケールが違うでしょうから、「もう少し?」の辛抱ですか。ココから先で詰まらぬ意地と欲にさえ負けなければ、そこから更なる先々に訪れるだろう大相場?で、「あー!相場ねー、はぁ~、心折れずにやっておいて本当に良かった!」となる日もきっと来ますね!(笑)。

Outlook・・・大局観として、仮想②波(c)波進行中と考える。
注目日・・・12月26日、27日、30日、1月5日、11日

 2021年2月16日30,720円について、現行カウントは「Ⅲ波①波」ですが、テクニカル的にはalt.1に記した「Ⅰ波」も十分に有効性を保つと考えます。平たく言えば・・・「並走」なわけですが、何れにしても「比較的規模の大きな調整局面」としている点である意味、同様の株価軌跡を予見する事から現時点、それはどちらであっても良いくらいで(笑)。

 ★現時点、高値30,720円以来の仮想②波は原則として、(a)波(c)波による3波動構成により調整が描かれると考えます。

 これが「5波動-3波動-5波動」で描かれるジグザグ調整であれば、波のリーディングにこれほどの苦労はなかったわけですが(笑)、(a)波自体は大きな「3波動-3波動-5波動」といったフラット構造を踏襲して3月8日に24,550円にて完了。

 ★以降の(b)波も、日々のリーディングにて踏襲してきた通り、そう単純(ジグザグ)なものではありませんでした。結論を言えば、それぞれ(w波y波)が3波動構成のフォーメーションを連続させた「ダブルスリー」という小難しいパターンを描き、8月17日29,230円にて完了。

 ★8月17日29,230円以来の(c)波くらいは、素直に「1波5波」による衝撃波の下落を期待しましたが・・・それも10月6日に27,260とのオーバーラップ(波の重なり)示現時点で、「あー・・・面倒臭い事になるよ~、これ・・・」は予見された事になります。

 ここで言うトコロの「面相臭い事」は、「各々が全て3波動から成るa波e波により描かれる下落、ダイアゴナルトライングル」を指していますが、現在はこの中におけるc波に位置していると考えます

 11月24日28,500円以来について、(c)波c波が進行中と考えます。

 ★c波自体も原則として.a波.c波により描かれると考えますが、それは先々、仮想a波ボトムである25,610円を下回る水準に到達して然りである事、そしてそれは通常、c波a波の下落規模を上回って自然と考えられる事(a波=c波=24,880円)を考慮すれば、「目先の展開」で付けるだろうボトムは一時的な効力しか持ち得ないだろう事を知り置きます。

 ★現時点、28,500円以来の仮想c波はフラット(3波動-3波動-5波動)を描いていると見受けられます。
 これは、12月13日28,260円以来の仮想c波.c波が5波動構成(ⅰ波ⅴ波)の下落を完了すると、「意外?」な引き戻し的なリバウンドが生じる可能性を暗示していると考えます(シナリオ.1)。
 なおそれが仮に27,410円を超える事がないリバウンドに止まるならば、その際はalt.1(c波.a波進行中)を念頭。

 225先物、近視眼的な観点からはもはや、「.c波はいつ完了してもおかしくない」と出来る局面と考えます。

 ★現行カウントに従えば・・・もう一度の下落が25,900円を試す事を自然とするものの、金曜日の戻り高値26,290円は仮想ⅲ波の61.8%戻しを上回っており、現行カウントには若干の疑問が投げかけられいる事を知り置きます。

 さてそれでも目先、26,250円~260円は強くかつ重要なレジスタンス、ココを超えない限り再下落が130円~090円のサポートバンドを試すと考えます。
 なおこの下限は「最初」の重要なサポート、下限を守る限りリバウンドを内包も、ブレイクダウンで26,030円~020円、あるいは25,980円~960円を試すと考えます。この下限ブレイクはⅴ波進行中を色濃く暗示、25,800円~750円を試すと考えますが、このバンドは急反発の可能性を同居するクリティカルサポート。

 その反面でこのまま26,260円をも上回ると、それは320円~350円を試すと考えます。ココは再反落の可能性を同居(alt.1=シナリオ.2)する一方で、上限アップは380円~400円トライを暗示。
 ココをも上抜くとそれはalt.2(シナリオ.3)を暗示するサイン、450円~460円、510円~550円はそれぞれ強いレジスタンスもその先々、26,800円~810円トライにそう多くの時間を要さないと考えます。

 ★クリスマスの日に何もわざわざ・・・の感は否めませんが、小理屈上等の「真面目なエリオット波動」をやってしまいました、あいすみません(笑)。

(長浜-株式寅さん)