エリオット波動でマーケット分析をしていくと、その時々で「ココはこーなるんだろ!あーなるんだろ!」といった局面と、「上でも下でもどうぞお好きに」の自由形ゾーンとに分けられます。
何れであってもそれが想定の動きに対して「ムムムッ!」といった違和感を伴うタイミング、その際に小手先のカウント修正で済ませると・・・後々に本当にろくな事にならない。これは30年間やっての経験則ですが(笑)、それでも「ムムッ!」はまだイイんです。「ムムムッ!」が問題で・・・今回の26,860円ブレイクは「ムムムッ!」ですね、これは。
Outlook・・・現行カウントは限界が近い。
注目日・・・5月23日、24日、30日、6月1日
現時点、チャート記載している現行カウントは事実上、風前の灯火。本日、26,860円を現時点、ブレイクアップしている事でその信頼性は著しく低下している事を認識します。
今後、27,060円を超える事無く急落の示現が、信頼性を復活する唯一の株価軌跡ですが・・・もはや「ココはマーケットが上手くしてくれる事を期待する」とされる局面。実質、意地を張ったベットは出来ないと考えます。
★さて「だとすると・・・」について、シナリオ.2(alt.1)はe波中.c波完了~.d波進行中とするカウント。27,060円を超えるとそれは27,230円~27,310円のレジスタンスバンドを上値限界値として、反落となる株価軌跡を想定。
★その一方で27,320円を決定的に超えるならば、それはもはや28,410円~25,540円の下落幅を調整している暗示。「3月29日28,410円にてd波完了」とする考えは、俄かに疑わしくなると考えます。
3月8日24,550円以来のマイナーd波は3月29日28,410円にてその.a波を、5月12日25,540円にてその.b波を完了。25,540円以来について、a波~c波により構築される.c波と考えられ、27,730円~27,800円のレジスタンスバンドが上値限界値と考えます(シナリオ.3)。
平たく言えば・・・d波は大きなトライアングルを想定。.c波完了後は.d波による下落、.e波によるリバウンドを経て完了。以降はe波による下放れが示現するというリズム。
★他方、この上限(27,800円)を超えるならば・・・その際は3月8日24,550円にてⅢ波中②波完了を含めて、夢のカリフォルニア行きもですが・・・それはその時に。
★さて目先、26,940円高値現時点、890円~860円が最初の重要なサポート。下限を守る限りにおいて、上値指向を担保すると考えます。
★反面で下限ブレイクでは820円~810円、780円、そして750円~740円~720円は強くかつ重要なサポート。ここまでは反転~再上昇の可能性を同居も、この下限(26,720円)をも割り込むと俄かに調整機運の台頭。下げ足加速の可能性、26,580円~570円トライに時間を要さないと考えます。
★ワタクシ個人的には・・・ワンチャン、26,780円ロスにて820円、買えたら買うよに一票。ヤラレて720円割れなら追い売り・・・でしょうが、夜更かし覚悟でないとダメですね(笑)。今晩は再考&チャート作成で遅くなっちゃいました、すみません!。
★金曜日、気持ち良く終わらせてはくませんでしたが(笑)、明日は気分転換でお散歩でもしてきますか。さて皆さん!良い週末を!(笑)。
(長浜‐株式寅さん)