毎日1,000円下げたり、上げたり・・・と思えば、石のように動かなくなる。そろそろ船酔いではありませんが、何をどう信じて良いのか、嫌気と共に相場が嫌いになる頃合い。いや、ワタクシ如きでは・・・という話ですが(笑)、それでも225先物は6月21日安値27,720円から小勢5波動構成の上昇を示現した事は意義深く、それは目先の調整を交えた先々、急騰局面の到来を暗示していると考えます。
この場ではあえてNY-Dowを取り上げますが、この指数は現在、➄波中(5)波中5波といったカウント。無論、これまでのそうであったように、更なるエクステンション(alt.1を始めとして)が今後もこの指数の上昇を継続させる事を全く否定しませんが、今日のトコロはもう少し近視眼的な動きに焦点を当てます。
昨日の戻り高値$34,040は、仮想ⅲ波の50%戻し($34,045)に相当、これが連日の下落に対する戻りⅳ波であるならば、自然な戻りと考えます。仮にこのまま$34,334とのオーバーラップが示現すれば、この戻りはⅳ波とは読めなくなり、従いシナリオ.2への移行を考慮ですが、そうではなく今後、再びの下落が新安値を試すならそれはⅳ波中c波、その最終波動であるⅴ波と理解できます。
これを換言すれば「5月10日$35,091以来の仮想ⅳ波、最終局面」とでき、完了後はⅴ波による上昇局面の訪れを期待し得ると考えます。なお、仮想ⅲ波の38.2%押しにて$33,091が導かれます。
Outlook・・・3波中ⅰ波は完了、あるいは最終局面と考える。
注目日・・・6月29日、7月1日、5日、9日
海の向こうの大国の株価指数、NY-Dowですが、大局的には5月10日$35,091以来の調整はその最終局面を迎えつつあるとするカウントが正しいならば、我が国の指数だって、目先の調整は許容しながらもその後は、より大きな上昇を予見したとしてそれも自然とは考えます。
エリオット波動的には(5)波中3波、そのⅲ波による上昇局面を暗示しますが、7月半ば以降?にそれをひとまず期待して、今の動きに耐えますか(笑)。
★さて注目日とした本日、3波中ⅰ波は完了していたとしておかしくないと考えます。ただし夕場現時点、28,970円以来はまだ衝撃波とは言えず、alt.1を並走の上、見極める事になると考えます。
★なお、28,690円を安値に28,810円とのオーバーラップ(波の重なり)を示現すると、28,860円~870円、900円~920円への上昇を許容。
★その反面でこのまま28,690円ブレイクでは28,670円、650円、あるいは28,500円~490円を試す可能性に留意を。
★ワタクシ個人的には・・・ココは完全に日和見全開、ⅱ波の初動、そのパターンを見極めてから次の戦略を考えたい局面。あえてそれでも・・・であれば、28,790円戻り高値現在、28,710円ロスにて28,720円、買えたら買うよ、チャチャっとコースでしょうか(笑)。
(長浜-株式寅さん)