225先物 エリオット波動分析No.407(06/22-18:41)

 28,820円とのオーバーラップ(波の重なり)を示現、これは昨日のカウント変更をひとまず「間違い」とするテクニカル的な証左。昨日の今日ですが、元のカウントに立ち戻ります。

Outlook・・・28,820円とのオーバーラップ示現、大枠のカウントに回帰、2波完了を占う局面。
注目日・・・6月23日29日7月1日5日

 この1,000円幅の上げ下げ、ワタクシ如きの力量では手に負えなかったという事になりますか・・・カウントを戻して仕切り直し。昨日の安値27,720円は2波としての調整規模を十分に満足させている事から、まずは2波完了と考えます。この考えに従うと、昨日の安値27,720円以来は3波ⅰ波を構築中と考えます。

 その反面でそれでも(4)波が継続中を想定した場合、少なくとも現時点、6月15日29,440円以来は衝撃波とは読み難く、だとすると・・・4月6日30,270円以来の下落を一つの連なり(大きなフラット)と想定。昨日のレポートNo.405におけるalt.1が最もフィットすると考えます。
 30,270円~27,130円にてa波、29,440円までにてb波完了、以降はc波.a波.e波によりダイアゴナルトライアングルを描き、下値模索を示現するとするシナリオ(このチャートではalt.3)、念のため。

 さて、それでも現行カウントに従えば現在は3波ⅰ波が進行中と考えます。価格的には仮想2波の61.8%戻しをクリアしている事は、このカウントを支持する証左。あとは、27,720円以来の小勢5波動構成の上昇示現ですが、現時点では微妙なところと言わざるを得ないと考えます。

 小勢波のカウントに必要以上のこだわりは禁物ですが、現時点、28,850円までをそのⅲ波、眼前の調整をⅳ波と考えます。現時点の安値28,590円は仮想ⅲ波の23.6%押しJust、ⅳ波は最低限の行程を走り終えたと考えます。

 目先の展開で28,590円を安値に28,750円~760円を力強く上抜く、あるいは28,800円をも上抜くと、それはⅳ波完了を暗示する最初のサイン。

 その反面でⅳ波は引き続き継続している可能性を同居、上記レジスタンスに上値を阻まれて揉み合いとなるトライアングル、あるいは再下落が28,560円、あるいは28,450円~440円(仮想ⅲ波の38.2%押し)を試す可能性は普通にあると出来ます、念頭。
 
 その一方で28,440円を割り込むと、調整機運がより高まる可能性。レッサーディグリー(前波の4つ目の波が動いた水準の下限)が29,490円である事を考慮すると、上記水準を割り込むと28,320円~310円、あるいは28,190円~180円を試して、それは自然と考えます。なお確率を別としてこの水準を力強く割り込むと一転、alt.2(2波継続中)を含めて下値トライを色濃く暗示、留意を。

 ワタクシ個人的には・・・28,620円現在、チャチャっとコース前提ならば600円ロスにて610円買えたら買いよ、690円で利食いとか・・・都合良過ぎですか(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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