225先物 エリオット波動分析No.367(05/09-20:37)

「揉み合いはやらない」と言うは易し、今、2月に戻れるなら「暫く休むわ」と言えますが、それはかなわぬ夢物語(笑)。売れば戻るし、買えば下がる・・・結果的に安値を売って高値を買うの繰り返しに、次第に上昇・下落の伸長について猜疑心。

 じゃ、先物やめて小型株とすれば、それはそれで逃げ場を失うと死ぬほど引かされるときます。気が付きゃ東電やる始末、そのうち、相場が嫌になってきて・・・(笑)。

 よく相場は「小回り3ヵ月(三月=みつき)、大回り3年」と言われますが、そろそろその「小回り」の時間程度は経過しようとしています。ワタクシ個人的にも嫌気が差しつつある事を考えれば、きっと「そろそろ」儲け易いヤツもやって来る?(笑)。

Outlook・・・c波.d波最終局面の可能性を念頭。
注目日・・・5月10日14日17日24日28日

 さて、こうしてみるとやはり、4月6日30,270円~4月19日29,820円の地獄ぶりが目につきますが(笑)、2月16日30,720円以来はそのスケールを大きくしたようなモノとも言えそうです。そしてその振幅は次第に狭められ・・・これは教科書に出て来る「三角持ち合い」、エリオットではトライアングルとされますが、その動きのようには見えます。

 が、意外とこのトライアングルというパターンは稀有なもので、教科書に出て来る「日足ベースでのシンメトリカル・トライアングル」など、数年に一度程度しか示現しないもの。その途中まではそう見えても、最終的には違うという事はしばしばある事で、そう見えれば見えるほど最後に裏切る印象・・・は、個人的な経験則です、ハイ(笑)。

 今回も「2月16日30,720円以来のトライアングル(alt.count.2=シナリオ.3)」とするのが一見、最もシックリとくるかも知れませんが、意外とそうならないのが現実であったりしますから、現時点では決め付けずに知り置くにとどめ、この先の見極めポイントとしておきます。

 目先の展開では29,330円~29,300円が強くかつ重要なサポート、下限を守る限りにおいてⓔ波による上昇が29,530円~29,560円、あるいはその上のレジスタンスを試すと考えます。

 その反面でこのまま再下落が29,270円、そして29,240円をも割り込むならば下げ足加速、29,120円~29,110円を試すと考えます、留意を。

 さて仮にここまでのカウントが正しく、目先の展開で上昇が示現する際は、仮想.c波の78.6%戻しに相当する29,720円を上限と考えます。逆説的に言えば今後、この上限をも上回るのであれば、4月6日30,270円以来の全下落幅に対するカウンターと考える事ができ、それは「2月16日30,720円以来のトライアングル」をも含めて、上下のポイントは少し先のタイミングで見極める事になると考えます。

 そう言えば・・・5月30日からまた水星の逆行が始まりますから、そろそろ動き、大きくなるかも知れませんね(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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