29,890円割れ後も走らず、かなり粘った格好。これが更に理解を難しくしていますが、まずはⅳ波フラットを想定するのが合理的と考えます。
Outlook・・・ⅳ波継続中と考える。
注目日・・・3月1日、4日、12日、17日
2月16日30,720円以来の波形は極めてChoppy(波の重なりが多い)であり、それは全てが3波動構成の連なりである事を暗示しています。alt.count.1を考慮すれば、もはやいつ完了してもおかしくないⅳ波ですが、2月22日30,450円は直近の下落である30,560円~29,740円の78.6%戻しを決定的に超えており、これは30,720円~29,740円の下落に対するカウンターであったとの理解が自然でしょう。だとすると・・・30,720円以来のⅳ波は3-3-5のリズム、フラットを描いていると考えます。
2月22日30,450円以来のc波について、通常は1波~5波により下落が描かれるのが自然ですが、現時点の下落波形は「c波ゆえのダイアゴナルトライアングル」を想定するのが合理的と考えます。
この考えに従えば30,450円以来は、ⓐ波~ⓔ波により下落が描かれると考えます。本日の安値29,610円にてそのⓒ波までの行程を走り終えたと見受けられ、従い現在はⓓ波によるリバウンドステージに位置していると考えます。
★目先の展開では29,790円を守る限りにおいて、眼前の上値トライは継続の可能性を担保すると考えます。なお、29,950円~29,970円は強くかつ重要なレジスタンス。
なおこのまま29,970円をも超えるならば、それは30,030円~30,050円を試すと考えます(シナリオ.2)。
確率を別としてこのまま30,050円をも超えるならば、シナリオ.3を考慮、それはⅳ波完了を暗示する最初のサインと考えます。
★その反面で目先のリバウンドを終了後、29,610円以来の上昇幅に対する78.6%押しをも割り込むならばシナリオ.4(alt.2)を考慮。
★ワタクシ個人的には・・・「ココから」が前提であれば、29,970円ロスにて29,950円、売れたら売るよに一票ですか(笑)。
(長浜-株式寅さん)