225先物 エリオット波動分析No.249(01/20-19:12)

 「朝、無責任に28,810円まで買うから、その後に押し目買いをして被害が大きくなったのではないですか!その後に28,380円まで売るもんですから、その後に戻り売りをして被害が大きくなったのではないですか!」と、東証に電話をかけて文句だけを言っている人を見かけたら、皆さんはどう思うでしょう?

 いや、今、この国の国会では、この期に及んでこれと大差ない事を言っている方がいるのを見るにつけ・・・何だかなぁ~と。あの野党のエライ人、一回、先物、やってみればイイかも。終わった後の事実を見て、後から文句だけを口にするという行為が如何に馬鹿げていて、何の役にも立たない事はすぐに理解できますね(笑)。

Outlook・・・現行カウントの信頼性は、低い事を知り置く。
注目日・・・1月26日27日

 さて・・・もはや好む、好まないは別として、それでも今朝の高値更新は、現行カウントについて小さくない疑問を投げかけている事実を受け入れます。ちなみにザラ場チャートを参考にすると、28,080円~28,810円は衝撃波として良い上昇波形を確認できます。エリオット波動は、それまでのカウントを変更する際に、最も使い手の特徴が出ます。ワタクシの場合、ご存知の様に代替カウントを用いながらすぐにごめんチャイ、カウントの変更に抵抗はありません。

 が、読み手の立場からするとそうは行きません。「このシナリオ、信じていたのに・・・だから、損切りが遅れてしまった」という事も、珍しくないかも知れませんね。しかし、何処まで行っても相場本意、チャート本意、それは我々が決めるのではなく、相場が決める事。相場は常に、チャートにヒントを出します。そのヒントをどう受け取るか・・・そこにココの特性・性格が出てきます。自由と無法の分け隔て、信念と意地の分け隔て・・・これは各々にしか出来ない事。

 ★さて仮に現行カウントが正しく、1月14日28,970円以来がⅳ波による調整であるならば、それは大きなフラットを描いていると考えます。a波c波により描かれるこのパターンは、1月18日28,080円にてそのa波を完了、以降はb波との勘定になります。

 b波は通常、3波動構成により描かれますが、現在はこのポイントで疑問が生じているという事。この場では現行カウントに従い、b波が28,810円にて完了しているとすれば、以降のc波は今後、ⅰ波ⅴ波による5波動構成にて、まずは27,530円水準を試すと考えます(シナリオ.1)。

 ★alt.count.1とalt.count.2について、28,380円を安値としてこのまま28,720円をも超えるならば、考慮が必要となります(シナリオ.2)。何れにしてもⅲ波は未だ完了しておらず、1月18日28,080円はⅲ波ⅴ波、そのⅴ波4波のボトムと考えます。なお、長いチャートは1月15日No.241を参照。その一方で今後、仮に予見する下落が生じたとして、28,260円~28,230円から急反転を起こすシナリオはシナリオ.3(alt.2)、念頭に。

 ★さて、夕場現時点の近視眼的な話では28,600円まで戻したようです。現行カウントに従えば現在は、28,640円~28,650円を試す可能性を有するⅱ波との勘定。

 28,600円高値現在、目先は28,490円、そして28,470円~28,460円、28,440円~28,420円はそれぞれ強くかつ重要なサポート。下限を守る限りにおいて、28,640円~28,650円を試す戻りが生じると考えます。

 その反面でこのまま28,420円をも割り込むならば、その際は28,360円~28,350円、あるいは28,300円~28,290円を試すと考えます。

 ワタクシ個人的には・・・ココは日和見、28,460円ロスにて28,450円、買えたら買うよに一票。ヤラレてモッカイ、28,420円ロスにて28,440円買えたら買うよですか・・・面倒臭い?じゃ、いっそ、28,420円ロスでも(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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