225先物 エリオット波動分析No.195(12/14-16:18)

 今年の漢字は、「密」だそうですね。来年は皆が密になれる、そんな希望(想い)を禁じ得ない漢字。

Outlook・・・ⅳ波ⓓ波完了~ⓔ波進行中と考える。
注目日・・・12月15日23日29日

 誰が買っているかは別として、腐っても27,000円手前の水準を保っているのは事実・・・皆、不思議に感じているのではないかと。10年前、こういう空気感の中でこの水準に到達するとは、全く想像の中にありませんでした。こう考えますと・・・本当に自分の「心理・感覚」というものが如何に危ういかを思い知らされます。
 
 相場格言でもありますが「まだはもうなり、もうはまだなり」、自分が「まだ、ココにしか来ていない」と感じる局面では意外ともう、ココまで来ているという局面である事が多い。反対に「もう、ここまで来た」と感じる局面では、実はまだココにしか来ていないという局面・・・言い得て妙とはこの事ですね。「下手な考え、休むに似たり」とは言いますが、正にその通りかもしれません。「馬鹿になれ!」と言うは易し・・・実はコレが難しいものですね(笑)。

 さて、ラベリングはチャート内に記した5波ⅲ波、そのⅴ波ⅳ波がトライアングルを構築していると考えます。現在は、そのⓓ波が完了した可能性を占う局面と考えます。

 ★本日の高値26,800円は仮想ⓒ波の78.6%戻し、以降の下落についてⓔ波と考えます。原則として3波動構成にて安値を試すこのステージは、上げ下げを伴いながら26,560円~26,540円、あるいは26,480円~26,460円を試すと考えます。
 ただしこの下落が示現するならば、それはⅳ波最終局面の可能性を内包するポイント、向かうスタンスはロスを決めた上で、強気堅持が有効と個人的にはそう考えます。

 その一方で、確率を別として下落が26,460円をも割り込むケースはシナリオ.2(alt.1)、シナリオ.3(alt.2)を考慮。

 その反面で、現時点の直近の安値26,640円をボトムに26,800円を超えるならば、それは26,380円以来の上昇が小勢5波動構成を描いた事を暗示するサイン。考え方としては26,380円にてⅳ波は完了、ⅴ波がスタートしていると考えます。なおこのケースでの「上げ方」について、そのまま延長されるか・・・そこまでをⅴ波1波として今後、上昇が細分化されていくか、これは相場に聞く事になります。

 ワタクシ個人的には・・・小難しい局面は日和見しながら、買い場探しと割り切りますか(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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