リアルタイム・エリオット波動分析-4(08/17-12:56)

 225先物、現在は「目先」も大事ですが・・・それよりは大枠の「大局観」がより重要な局面かと。

 ★3月8日24,550円以来の上昇について、2021年2月16日30,720円以来の(a)波に対する(b)波による戻りステージと考えます。なおそのポテンシャル(潜在能力)としては1stフォーメーション(w波)=2ndフォーメーション(y波)にて29,310円が、仮想x波×1.382=仮想y波にて29,540円~550円がそれぞれ導かれます。

 なお、3月8日24,550円~3月29日28,410円の上昇波形について現時点、明確な5波動構成と読み難い事に加えて、6月20日25,450円~6月28日27,220円の上昇波形も5波動構成と読み難い事は、現行カウントを支持するテクニカル的な証左として挙げられます。

 ★6月20日25,450円以来について(b)波を構築する2ndフォーメーションがフラット(3波動-3波動-5波動のリズム)を描き進行中と考えます(既述)。

 6月28日27,220円にてその.a波(3波動)を、7月1日25,810円にてその.b波(3波動)をそれぞれ完了したと見受けられ、従い現在は25,810円以来の.c波が5波動構成を描き、進行中と考えます。

 ★ⅰ波ⅴ波により描かれるだろうこの波は現在、27,510円以降、あるいは27,710円以降(alt.1)、その最終波であるⅴ波が進行中と見受けられ、眼前の上昇から受ける楽観ムードとは裏腹に、大局的には3月8日24,550円以来の仮想(b)波は、その最終局面に差し掛かりつつある」と、個人的にはそう考えます。

 ★目先の着目ポイントしては、27,710円以来の小勢5波動の上昇完了の確認、以降から重大な注意を払う局面。今後の先々は、28,310円とのオーバーラップ(波の重なり)(b)波完了を暗示する最初のサインと考えます。

 さてそれでも今後、上記の「小理屈」を全てぶっ飛ばして「29,540円買い!」ならば・・・その際は意地は張らずに、②波エクスパンディッドやalt.2を含めて違う考えを用いる必要を知り置きます。