225先物 エリオット波動分析No.744&与太話(07/31-13:00)

 その昔、アイドル歌手に歌唱力などが求められなかった時代、それでも彼らは今のように大人数の束にはならず、少人数でバチバチに闘っていました。それでも女性アイドル歌手は、今、改めて聞いても相当の歌唱力を持つ方も多く、聖子ちゃんや明菜ちゃんはその代表格ですか。

 男性アイドル歌手は・・・その点で少し、歌唱力に難ありの方も多かったような印象ですが(笑)、実はそれも「流行れば」一転、独自の素晴らしいキャラになるもの。その歌い方自体が「~節」になるわけで、トシちゃんの「ハッとして!Good」はそんな代表曲かも。あの歌い出しから外れそうで外れない、いや外れてる?、そんなギリギリで保つ音程が癖になる歌ですね。

 ちなみにトシちゃんがいたからこそ、サザンオールスターズの名曲、「チャコの海岸物語」が生まれたのは有名な話。当時、全くシングルヒットに恵まれなかったサザン、「じゃ、もう、いっそ、トシちゃんの歌い方を真似して歌えば売れるんじゃないか?」としたのがこの曲(諸説アリ)。これを知った上で歌い出しの「海岸でぇ~若い二人がぁ~恋をするものがたぁりぃ~」を聞けばもう、完全にトシちゃんですねー(笑)。ちなみにその年の紅白歌合戦、この曲を引っさげて白い着物で三波春夫さんのいで立ちで登場、「伝説の紅白」と呼ばれるぶっ飛んだステージを披露して大きな話題になりました(笑)。

【伝説の紅白】サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」 – Bing video

 さて、全ては偉大なトシちゃんから始まったお話ですが・・・ピャッと来てー、ピュッと行ってー、パッと目覚める相場だからーの「目覚める」は今回・・・どっちに目覚めるんだか(笑)。

Outlook・・・.c波ⅴ波スタートと考える。
注目日・・・8月2日5日8日22日26日29日

 225先物、3月8日24,550円以来のインターミディエイト(b)波について、この先の「経路」を占う重要な局面を迎えたと考えます。

 ★シナリオ.1(b)波トライアングルシナリオ。a波e波により描かれるこのパターンは現在、そのc波最終局面にあるとするカウント。なお既に仮想b波の78.6%戻し(27,780円)を超えている事で、その高値を限る事はできないものの、今後、28,200円~28,260円は有力なレジスタンスバンドとして導かれます(7月20日No.735参照)。

 ★シナリオ.26月20日25,450円以来の(b)波c波がダイアゴナルトライングルを描き、上値トライを進行中とする考え。25,450円以来について.a波.e波により描かれる上昇は現在、その.c波最終局面にあるとするカウント。

 上記、何れも予見する「目先」の動きは同様で、その先々、もう一度の上昇が起こるか、否かを分岐しているに過ぎないと出来ます。
 換言すれば・・・年内の相場は、29,400円程度のポテンシャル(潜在能力)を有しながら、それが具現化するか否かは秋口くらいに明確になる可能性を知り置く・・・「」はそんな局面と認識します。まぁ、勿論、「このまま行く」という経路も否定はしませんが(笑)。

 金曜日の夕場時点で重要なレジスタンス上限、27,940円をブレイクアップした事は現時点、ⅳ波完了~ⅴ波スタートを暗示する最初のサインと考えます。

 27,980円高値現時点、目先の展開では27,910円~900円、880円、そして870円~860円は強くかつ重要なサポート。下限を守りかつ28,050円ブレイクアップが理想の姿

 その反面で27,980円を高値に上記下限(27,860円)ブレイクダウンでは、それでも27,840円~830円、27,810円は強く働き得るサポート。この下限をも割り込むと調整機運の台頭に留意、27,700円~680円を試すと考えます(シナリオ.2-alt.1)。

 なおそれでもこの下限(27,680円)ブレイクでは7月27日28,050円以来の仮想ⅳ波は継続中の色濃い暗示。27,560円~520円、480円~470円を試すと考えます。
 ただしこの下落が生じるならば、向かうスタンスはロスを決めた上で強気が有効と、個人的にはそう考えます。

 ★まずは月曜日、ひとまずピャッ!と来て、ピューッと行ってくれる事をキボーしますが・・・さて(笑)。

(長浜-株式寅さん)