225先物 エリオット波動分析No.715&与太話(06/28-20:18)

 エリオット波動における「ダイアゴナルトライングル」とは、トレンドの最終局面に示現するとされます。ラベリング的には「ⅴ波」や「c波」とする局面ですが、それが「ダイアゴナルではないよ」となった時、結構スンゴイの、来る事が多い。

 これはその昔、「ダイアゴナルは最終局面、もうココだろ?いくら何でもココだろ?」を繰り返し売って、エライ目にあった過去の経験則です、ハイ。トラウマとも言いますが・・・時に教科書の知識よりも経験が大事な時もありますか(笑)。

Outlook・・・ⅲ波進行中と考える。
注目日・・・7月4日7日8日12日15日

 6月23日25,970円以来はいわゆる「3rd of 3rd(サードオブサード)」であると見受けられ、基本的に「強い波」という事になります(既述)。ただし我々がそれを何処で感じるか・・・は、その時々により違いますから厄介ですが、テクニカル的には「最低限を走り終えた」として、そこから伸びて行く時(波が延長される時)にそれを感じる事になります。

 さて今日のザラ場大引け27,070円・・・「仮にこれまでのカウントが正しいならば、ⅲ波完了~ⅳ波による調整はいつ生じてもおかしくない」とした局面から伸びて行くのが延長でしょうから、誰の目にも明らかに「強い」と感じるのは、ココから暫く間かも知れませんね(笑)。

 ★26,660円以来の仮想ⅲ波ⅴ波について、波が延長されつつあると考えます。1波5波により描かれるだろうこの波は現在、26,670円以来の3波が更に細分化れていると、まずはそう考えます。

 現時点の高値27,220円、ココを高値として調整時、目先は27,110円~080円、040円~030円はそれぞれ反転を期待し得る有力なサポートと考えます。

 なおこの下では26,980円、そして960円は重要なサポート、ココを守る事が理想の姿。この下で930円~910円は「目先の上昇継続」を担保するには強くかつ重要、下限を守る限りにおいて上値指向を担保すると考えます。

 その反面で、それでも27,210円を高値に上記サポート下限(26,910)ブレイクはシナリオ.2(alt.1)を暗示する最初のサインと考えます。

 ワタクシ個人的には・・・「ココから前提」では高値(27,220円)を更新しない限りにおいて、27,080円ロスにて100円、買えたら買うよに一票ですか(笑)。