リアルタイム・エリオット波動分析-4(01/25-12:15)

 さて今更ながら、昨年9月に上げ切っていれば(30,720円ブレイク)、今年1月18日にモッカイ、上げてからの急落であったなら・・・どんなに解り易かったか(笑)。現実はその両方ともに「否」とのお答えですから、いよいよ厄介な事になってきました。

 ★現時点、眼前の下落について最も自然に理解するならばチャート内ラベリング、「1月5日29,370円にて(b)波完了~(c)波進行中」と考えます。

 通常、(c)波1波5波により構築されますが、現時点、直近の下落波形が暗示するのはa波e波により構築されるダイアゴナルトライアングルと考えます。仮に本当にコレを描くならば・・・ある意味で昨年2月16日30,720円~昨年8月20日26,850円の「下げ方」の再来の可能性。あるいは私の記憶が正しければ、構造的に1996年6月22,800円~1998年10月14,270円の下落の再来とも換言できるかもしれませんが、何れにしても今後、乱高下を許容する「やり辛い相場」となる可能性を念頭に置きます。

 仮にこの考えに従えば現在は、そのa波完了を占う局面。なお現時点の安値26,680円は、29,370円以来の仮想.a波×1.618=仮想.c波により導かれる、いわゆる「良いトコロ」とできると考えます。

 ★さてこの場でalt.countの詳細なる説明は省きますが・・・alt.1は昨年9月14日30,620円以来のダイアゴナル進行中」、小勢波の部分で現行カウントと被る点が多く、現時点、alt.count。
 alt.2は・・・それでも26,680円を安値に今後、29,170円~180円を力強くブレイクするなら、「あー、(4)波があそこ(26,680円)で終わっていたか」とはなりますが、現時点でその可能性が高いとは言えないかと。

 ★さて26,980円安値現在、目先の展開では27,180円~190円が最初の強くかつ重要なレジスタンス。超えて210円~240円、そして270円~280円、330円~350円は反落の可能性を同居する強いレジスタンス。

 反面で27,140円戻り高値現在、27,050円~040円、020円~010円がそれぞれ強くかつ重要なサポート。下限を守る限りリバウンド継続を担保する半面、下限ブレイクで26,920円~910円~890円、870円~840円トライを暗示、留意を。