日経225先物エリオット波動分析(2020/08/19)

みんさん、こんにちわ!テクニカル投資研究会の長浜(株式寅さん)です。
今後はこの場で活動をしていきますので、よろしくお願い致します。

 さて「始め」に、まぁ、エリオット波動というのはですねー、いろいろとご意見があろうかとは存じているんですよ、こんなワタクシでも(笑)。こう見えて「エイッ!ヤット!波動」とやり続けて、かれこれもう28年の歳月が経ちましたしねー。

 エリオット波動について、それをいわゆる「テクニカルツール(ストキャスティクスやRSI等)」というモノの延長で捉えますと、要らぬ誤解を生むかも知れません。「何%以上は買われ過ぎ、売られ過ぎ」といったように、そのレベル感から得られる「一定の答え」を求めるものでなくて、結局とどのつまりは「自分の選択」の根拠にします。

 確かにこれだけなら従来のテクニカルツールや、テレビやニュースから得られる「情報」でも良いかもしれません。しかしながらエリオット波動の興味深い点は、同じ状況を眼前として「ココのこれは買い」ですとか「ココのこれなら売り」といったように、見解がその時々によって全く異なる事でしょう。そしてそれらの全ては自らが「選択」しますから結果として間違えれば、その全てを自らの責任と帰する事に抵抗がありません。

 常に一定の答えを導いてくれる「便利さ」はありませんが、それはある意味、「相場の真実」でもありますね。見方を変えれば「白いキャンバスに、自由に絵を描く」という、他のツールにはない面白さがあります。無論、これを「面白い」と楽しめるか否かは各々の性格次第・・・この意味で、もはやワタクシ、これが一番良い手法だなんて考えておりませぬ(笑)。ルールが少なく、全てを自らが決めるといえば聞こえは良いですが、その実、「自由」と「無法」は紙一重。これを分け隔てるのも自分だというのですから・・・まぁまぁ、10人中8人が去っていきます。ん?相場もそんなモンですって?(笑)。

 さて・・・前置きはこれくらいにて、今後は時に「与太話」を交えながら、様々なエリオット波動分析を行っていこうと考えています。

 なお文中に「(笑)」を多用するのは決してふざけているのではなく、ワタクシの流儀と理解してもらえれば幸いです。

上記は2008年10月27日安値6,840円以来の週足チャート、エリオット的に現在は「2018年10月1日サイクルⅠ波完了~Ⅱ波進行中」を優先カウントとしたラベリングチャートとなります。

 サイクルⅡ波自体はプライマリーⒶ波Ⓒ波による大きな3波動構成により構築され現在は、3月16日15,860円にてⒶ波完了~Ⓑ波進行中と考えます。なお、シナリオ.1は「Ⓑ波トライアングル構築中」を想定しています。

 しかしながらその反面で8月14日高値23,340円は、2018年10月1日24,480円に対してその近似値まで迫っている事は、無視できないポイントとして挙げられます。この事はalt.count(違う考え)の考慮を促しており、それに対応するのがシナリオ.2という事になります。
 
 ★2020年3月16日15,860円にてサイクルⅡ波は完了しており、現在はいわゆる「バブルへGO!」の初動とされるⅢ波①波を構築中とする考え。
 ★この他にもサイクルⅡ波がエクスパンディッドフラットを描いている」とする考えも並走していますが、何れにしてもその判断はまだ先のお話となります。

 上記は日足チャート、2018年10月1日24,480円以来のⅡ波をラベリングしています。24,480円~15,860円(3月16日)のⒶ波は、(a)波(3波動)ー(b)波(3波動)ー(c)波(5波動)のリズムにより構築された「フラットパターン」を描いたと見受けられます。

 なお以降の上昇について、フラット完了後におけるガイドライン、「完了後、速やかな視点水準への引き戻し(Pullback)の傾向」を考慮すれば、自然な動きと理解できます。

 仮に現行カウント(Ⓑ波トライアングル)が正しいのであれば、3月16日15,860円以来は(a)波(e)波による各々が3波動構成の「連続する5つの波」により構築される事になります。平たく言えば・・・今後先々、15,860円~24,000円水準のレンジ相場、大きなヨコヨコの可能性を想定。

 現在は(a)波構築中と見受けられ、それは原則としてa波c波による3波動構成により構築されます。今回、3月16日15,860円以降の上昇はダブルジグザグ(2つのN字)を描いていると見受けられ、現在は2ndジグザグ、そのc波と・・・そろそろ、面倒臭くなってきましたよねー(笑)。もう少しのご辛抱・・・まぁ、最初なんで(笑)。

 4月22日18,830円以来のc波(マイナークラス)自体は、ⅰ波ⅴ波(ミニュエットクラス)により構築されます。日足チャートからでは、その詳細な構造が分かり辛く、上記は1時間足チャートにラベリングを施してあります。なお15,860円以来のラベリングについて、以前のモノと変更を加えましたが、「考え方」自体に変化はありません。

 現在は・・・優先カウントに従えば6月15日21,330円以来は、15,860円以来の最終波動とカウントする事になります。それはダイアゴナルトライアングルと呼ばれる乱高下を繰り返すパターンにて今後、高値を探りに行く可能性。

 だがしかし・・・もはやalt.count.1は同確率で並走する必要があり、平たく言えば今後、7月31日21,680円以来の「連続する5つの波」を明らかに走り終えると、眼前のマーケットから受ける印象とは裏腹に、急落が示現したとしてそれを「驚いた!」とはできない、そんな局面でしょうか。

 さて今回は「最初」という事もあり、大枠のお話に終始しましたが、今後はもう少し近視眼的な動きもフォローしていくつもりです。

 先々には個別銘柄についてや、その他、ソフト開発の進行状況等、お知らせできるものも増えていくと考えております。なにぶんにも慣れない作業の連続でしたので、このレポートのスタートもボチボチ、遅れましたが、今後ともテクニカル投資研究会をよろしくお願い致します!。
(長浜-株式寅さん)

日経225先物エリオット波動分析(2020/08/19)」への14件のフィードバック

  1. 全速ターン

    レポート、以前と変わらず元気そうで良かった、
    わたくし8月からQ&Aの代りに
    BOAT RACE オフィシャルウエブサイトに登録して
    両建てしています、本日はヴィーナスシリーズ(大村競艇)
    第10R 1-3で 地元岡山勢ワンツーヒニューシュ
    海水 淡水面のボートの底叩く重さ軽さ奥が深いです、
    奥原レポート個別銘柄期待しています。

  2. エリ子

    えり子です(笑)。
    エリオットの孫弟子、エリオット→宮田→長浜→えり子です。
    よろしくお願い申し上げます(笑)。ではでは❣️

コメントを残す