リアルタイム・エリオット波動分析-3(09/30-12:06)

 相場をやっていれば、「~な気がする、~のような感じがする」という感情は、常に湧き上がるもの。それを周りの事象と結びつける「自己肯定」が始まると、それはもう思惑というヤツに変化します。
 それが結果として正しい事もあって、その時に我々は「やっぱりな、そんな気がしたんだ」と強く感じます。自らの感情を肯定する結果は実に甘美で、それが気持ちを上げたりしますが、得てしてそれが「次」を狂わせたりしますね(笑)。

 「チャートの奴隷になりなさい」と言っていた方を知っていますが、それがいかに難しいか。その方自身が一番、チャートの奴隷にならないタイプのおじいちゃんだったのですが、自戒の念も込めてのお言葉だったかと。チャートの奴隷になったが故にヤラレた時でも「次もその次も、そしてその先々もずっと」とできるか・・・それは言葉を換えれば「バカになれ!」という事なのでしょうが、どれだけやって難しいですねー(笑)。

 ★225先物、大枠について4波がトリプルスリーを描き、進行中と考えます(既述)。9月27日30,230円以来は3rdフォーメーションであるジグザグを構築中と見受けられ、だとすると・・・29,850円以来の下落にてこの先、ⅰ波ⅴ波による5波動構成を確認できるとそれは、4波完了を暗示する最初のサインと考えます。

 ★さてそれでもこの先々に問題が生じるとすれば・・・確率を別として今後、28,670円~650円のブレイクダウン示現。解釈は非常に厄介になりますが、現状に従えば「(5)波ダイアゴナルトライアングルシナリオ(シナリオ.3)」が現時点、最もフィットするシナリオと出来ます。
 個人的には決して望みませんが・・・このケースではそれはそれで、最終的なトップマークまでの時間的な延長にはなる可能性。

 上記を踏まえた上で今後、29,040円~28,950円のバンドでは一旦、ポジション前提の買いを試みるのが合理的と、個人的にはそう考えます。ただしこのバンドを決定的に割り込むと、それは俄かに「時間と値幅を使う調整」の可能性を内包。「ココでダメなら、即投げ」を前提とするのが合理的。