NY-Dowは「ゆーた尻から、$34,145割れ」ですか(笑)。もっとも、ココでのカウント変更は実質、大差なしの範囲ですが・・・そろそろこの先の一年間、No.379に記した超長期チャートの意識が大事かも知れませんね。
「好事魔が多し」とはよく言ったもので・・・もはやNY-Dowをバブルだと指摘する者や、その大暴落の可能性を指摘する声は今、皆無。たまに起こる経済事件から世界株安の様相を呈しても、我々の記憶にリーマンショックが生きている間は油断が起こりづらい・・・もしかすると、そんな構図なのかもしれませんが。今後、油断が起こるとすれば・・・何かを乗り越えた後が危ない?
その「何か」が今回の香港の話かどうかは分かりませんが・・・来年辺り、「逃げよ、逃げよ、全てのジュネーブから逃げ出せ(ノストラダムス風)」なんて事にならぬよう、願いますが・・・。ちなみに香港のハンセン指数、目先は23,509p~23,288pが強くかつ重要なサポート。現水準は24,000p前後ですから、既にこの近似値まで下落している事になります。一旦は大きく戻す局面が近いと見受けられるものの、問題が起こるとすれば「その後」とも。この先々、要注意。
NY-Dowについて、$34,145を決定的に割り込んだ事で5波中ⅳ波進行中と考えます。なお仮想ⅲ波の38.2%押しにて$33,424が導かれ、目先の有力なサポートと見なす事が出来ると考えます。
今後、先々、$35,631以降の下落が3波動構成との印象を強めると、それはこのカウントの信頼性を高めるテクニカル的な証左。その先々、再上昇が高値更新を指向する事を期待し得ると考えます(シナリオ.1)。
その反面で確率を別として、このまま$32,062~$32,006を割り込むとalt.3を含めた複数の考え(シナリオ.2)を必要とする可能性。確率は横に置きますが、念のため。
(長浜-株式寅さん)