「未来は決まっていない」は、よく言われるところ、皆が知っている真理。しかし我々は未来に向かう時、少なからずそれについてある程度の前提条件を決めた上で歩を進めます。株で言えば「上げるだろう、下げるだろう」という前提条件、仮に決まっていないものだとしても、これを選択しないと次の行動に移れないという矛盾の中で我々は道を模索します。問題が生じるのだとしたら、「決まっていない未来」の選択が結果として間違えた時。
しかしその問題の解決方法は至って簡単、投げれば(踏めば)良いという事。これを避けようとすると・・・時に問題は手に負えないモノへと発展していき、こじらせて行きますね(笑)。
Outlook・・・ⅱ波完了~ⅲ波スタートを占う局面。
注目日‥・8月31日、9月2日、8日、9日
さて225先物、これまでのカウントに従えば8月20日26,850円は、2月17日30,720円以来のインターミディエイトクラス(4)波、その完了ポイントと考えます。現在は(5)波による上昇、その初動に位置していると見受けられ、現時点はⅱ波を完了したか否かを占う局面と考えます。
★目先の展開では27,780円~770円、27,750円、そして27,720円は強くかつ重要なサポート、この下限を守る限りにおいて上値指向を担保すると考えます。なお、28,920円~960円は強いレジスタンスバンド、一時的に足踏みを想定しながらも、その先の上昇が28,040円~050円を試す可能性。このレジスタンスはシナリオ.2を考慮した場合、反落の可能性を同居する事を知り置きます。
★その反面で27,870円を戻り高値とする現在、ここからの下落が27,720円を力強く(出来高を伴って)割り込む、あるいは27,670円をも割り込むならばシナリオ.2(alt.1)を暗示する色濃いサイン、一時的な急落に要注意。
★ワタクシ個人的には・・・目先の「急騰」を予見するタイミングでは、外れれば真逆。これを知り置いた上でロスを決めて買いに一票、結果として選択した「前提条件」が間違っていたなら・・・問題をこじらせないためにも、潔く投げます(笑)。
(長浜-株式寅さん)