225先物 エリオット波動分析No.458(08/20-21:08)

 相場で出口戦略とはよく耳にするところですが、それは自分が決める出口。いわゆるロスカットや利食いの事で、常に自分の出口を自分で予め決めておけ!という話。

 今、テレビをつければ毎日、何やら多くの大先生達が、自分は完全な安全地帯から人様に口を尖らせ、このコロナ騒動について出口戦略を示せと連呼します。何やらそれは相場に向かって「底値を言え!」とやっているようにも感じられて・・・笑っちゃいけませんが、笑いそうに(笑)。「言えるモノなら言いたいよ」とは、これまたエライ人達の本音ではなかろうかとも。そう言えば・・・つい数年前もやってましたねー・・・「日銀のETF買い、これ、最後はどうするつもりだ!この出口戦略を言え!」とか・・・パァーな政治家が国会で叫んでいましたが、「じゃ、今すぐ、やめさせてくれよ」はこれまた日銀のエライ人の本音かと(笑)。

Outlook・・・インターミディエイト(4)波は、その最終局面を迎えている可能性を念頭。
注目日・・・8月27日31日9月2日

 7月13日28,840円以来について、それは(4)波トリプルスリーの3rdフォーメーション、その最終局面と考えます。8月12日28,260円以来の下落は現時点、その最終波動の可能性を持つ.c波が進行中と見受けられ、それはⅰ波ⅴ波により下落を構築中と考えます。

 27,660円以来はその最終波、ⅴ波が進行中と考えます。それはⅰ波ⅴ波により描かれ、27,310円以来はその最終波動、ⅴ波が進行中と考えます。

 勿論、27,660円以来がこの先、大きくエクステンションを起こしていく可能性を否定できないものの、それでも少なくとも現時点、次の安値更新時からは(4)波完了を伺う局面と考えます。

 27,310円以来はダイアゴナルトライアングルを描いていると見受けられ、それはⓐ波ⓔ波により描かれると考えます。現在はそのⓒ波までの行程を走り終えたと考えられ、26,850円以来はⓓ波による限られたリバウンドが生じていると考えます。

 目先の展開では26,890円を守る限りにおいてリバウンド継続を担保、27,070円~080円、120円~140円を試す可能性を知り置きます。ただしこれらは、ⓓ波完了~ⓔ波による反落の可能性を同居するポイントと考えます。

 その反面でこのまま28,870円を割り込むと、シナリオ.2(alt.1)を考慮。なおこのケースでは、(4)波完了を占う「最初」の局面と考えます。

 ワタクシ個人的には・・・ココは日和見、26,880円ロスにて890円、買えたら買うよに一票。買えず上げでは27,080円ロスにて070円、売れたら売るよですか(笑)。

 さて、コロナ騒動はいよいよ出口なき迷路、取り扱う報道もその時々でヒステリックに好き放題の揚げ足取り。時間が来ては出演者たちだけが、「はぁ~今日もスッキリ、やったった」の繰り返し・・・心の毒ですね、あれは。来週からはサザンでも流しながら、先物でもやっておきますか。さて皆さん!良い週末を!

(長浜-株式寅さん)

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