225先物 エリオット波動分析No.450(08/12-19:18)

 高値28,260円からの反落は昨日のNo.449でのコメント、「目先の展開で28,450円までの「上値余地」を残して反落、それが27,820円を守る限りは・・・」に該当、煮え切らない時間の延長戦ときましたか。

 最低限の行程を走り終えた・・・は、ホントに終わってるかもしれないし、もう一丁があるかも知れないし。ただそれを知っていれば、必要以上に引っ張って余計な損は膨らませないモノ。イッパイ儲けるのも大事、大きな損をしない事はもっと大事。もう少しの間、一方向へ傾けるのは難しそうですが、我慢と辛抱(笑)。

Outlook・・・.b波は最低限の行程を走り終えたものの、今後は.b波フラットとの分岐点を見極める局面。
注目日・・・8月16日18日31日

 本日の高値28,260円は、7月19日27,060円以来の.b波を構築する仮想a波=仮想c波を満たしておらず、現時点で.b波完了を優先するのは少々、早計と考えます。だとすると・・・27,060円以来は3波動~3波動~5波動のリズムを描くフラット、まずは現時点、このカウントを優先するのが合理的と考えます。

 なおこのカウントは、仮想ⅰ波トップである27,820円との交わりをもって破綻ポイント(ⅰ波ⅳ波は重ならない)と考えます、留意を。

 このカウントに従えば28,260円以降は、決して27,820円を割る事のない調整ステージ、ⅳ波と考えます。ⓐ波ⓑ波ⓒ波により構築されるこのステージは現在、そのⓒ波を構築している可能性。1波5波により下落を描くこの波は、次の安値更新で完了を期待し得る「最初のタイミング」を迎えると考えます。

 なお、テクニカル的なサポートとして仮想5波の61.8%押しにて27,970円~960円が、仮想ⅲ波の38.2%押しとして27,940円~930円が、そして仮想5波の76.4%押し~78.6%押しにて27,900円~880円がそれぞれ有力なサポートとして導かれます。現時点の戻り高値28,050円は仮想3波の38.2%戻し、現在が4波であるならば妥当な水準を満たしたと考えます。

 目先、28,010円~27,990円は強いサポート、守る限りにおいて揉み合い~リバウンドを許容する半面、下限ブレイクで上記サポートを試すと考えます。
 ただしその予見する下落が生じるならば、向かうスタンスはロスを決めた上で強気が有効と、個人的にはそう考えます。

 なおこの際、下落が止まらず27,820円をも割るならば、それは.b波完了を暗示する色濃いサイン。安かろうの買いは、尽く捕まる可能性に要注意。

 その反面で27,980円を安値に28,100円を超えるならば、それはⅳ波完了を暗示する最初のサイン。シナリオ.2(alt.1)への移行を考慮。

 ワタクシ個人的には・・・「ココから」前提であれば、28,050円ロスにて売りに一票、チャチャっとコースですか(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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