225先物 エリオット波動分析No.325(03/18-14:55)

 世間では「リバウンドが怖い、リバウンドが怖い」と判で押したようなお言葉を繰り返しているようですが、そうなんです、リバウンドは怖いんです。「♬巻き込まれたら、最後さぁ~(西城秀樹はん風)♬」ですねー、こりゃ(笑)。

Outlook・・・ひとまずⅲ波完了~ⅳ波スタートと考える。
注目日・・・3月24日30日

 改めて2月16日30,720円以来について、インターミディエイトクラス(4)波による調整局面と考えます(既述)。このステージは昨年4月2日17,520円以来の上昇(13,200円幅:214日間)を調整するステージであり、一朝一夕で完了していた「これまでの調整局面」とは、その性格を異にする可能性を知り置く事が重要と出来ます。

 とは言え・・・(4)波がエクスパンディッドフラットを描く可能性を考慮すれば、一概に「30,720円を超えない」とは言えない・・・もう、嫌になってきたでしょ?。それくらい「ややこしい」のは、エリオット波動ではなく、相場自体がややこしいという事(笑)。

 さて、現時点の高値30,320円は仮想.a波×1.618=仮想.c波にて導かれる水準、この水準は既に仮想a波の78.6%戻しを超えており、この事は今後、既述の(4)波エクスパンディッドフラットの可能性を暗示する一方で、alt.3に記した「b波完了の可能性」をも暗示。いわゆる両極端なシナリオを並走しながら今後、波を見極めて行く必要を知り置きます。もっとも・・・こういう箸にも棒にも掛からない小難しいお話は嫌いだ!という方が多い事は、ワタクシ自身も知っていますでのこの辺で(笑)。

 目先は30,110円~30,150円、30,210円~30,230円はそれぞれ、反落の可能性を同居する強くかつ重要なレジスタンスゾーン。

 反面でこのまま29,870円を安値として30,150円を力強く上抜く、あるいは30,230円をも上抜くならば、まずはⅳ波エクスパンディッドフラットを想定。30,490円~30,500円を試す可能性に留意を。

 ワタクシ個人的には・・・30,150円ロスにて30,140円、売れたら売るよに一票、入れておきますか(笑)。

(長浜‐株式寅さん)

225先物 エリオット波動分析No.325(03/18-14:55)」への3件のフィードバック

  1. ぱぴぷぺぽん

    お昼時、いきなりの下げに、30,320円でb波が終わってc波スタートかと思ってしまいました。
    alt.cout.3がそれに相当すると思いますが、現時点で見極めるポイントについて、できればご教授ください。
    今後もb波終了のキャッチを期待して見させていただきますのでよろしくお願いします。

    • 長浜英信

      こんにちわ。
      「見極めるポイント」について端的に言えば、「30,320円以来の下落波形」と「到達点」が挙げられます。

      仮に現行カウントが正しければ、30,320円以来は28,620円~30,320円(1,700円幅)に対する調整という見方になります。
      この場合、妥当な調整値としては38.2%押しにて29,670円、50%押しにて29,470円がそれぞれ仮想前提として知る事が出来ます。
      その一方で今回、その確率を別として「b波完了~c波スタート」であるならば、上記サポートでは止まらないよという事になります。
      つまりココが、見極めポイントの一点。

      また、最もシンプルなサインは28,300円~30,320円の61.8%押し(29,070円)までを衝撃波で到達する事ですが、大概の場合、このような「分かり易いサイン」は出てこない方が多いですね(笑)。

      従い現時点では、「c波スタートの可能性」を念頭に置きながらも、そうでないカウント(現行カウント)を踏襲していき、その中で矛盾を見つける事でその可能性をいち早く知る事が現実的な見極め方と言えるでしょうか。

      例えば・・・30,320円~29,870円(450円幅)の最初の下落に対して戻りは30,090円(50%戻し)という事が現時点、我々が知り得る点です。
      仮にこのまま29,870円を割り込むと、いわゆる調整波の典型である「N値」を求めると30,090円-450円(幅)=29,640円が求められます。
      この価格は見覚えがあると思いますが・・・現時点で妥当とする調整値の一つ、29,670円の近似値という事になります。
      なお仮にココで下げ止まるならば、戻り高値である30,090円以来は小勢5波動構成が確認されて然りという事になります。
      それが確認できないならば、更なる下値模索の可能性・・・この時点で調整波としての典型であるN値を崩す事を暗示しますので、現行カウントに最初の疑問が投げかけれるかも知れません。
      といった具合に、エリオット波動では「現行(優先)カウント」が一つの基準的な役割、「定規の役目」を持っています。
      この定規に沿っているうちは、そのままリーディングを続ければ良いですし、そこに疑問が投げかけられた際にalt.countを考慮していく・・・という繰り返しですね。
      意外に地道な作業の繰り返し・・・ではあります。

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