225先物 エリオット波動分析No.143(11/11-16:54)

 さて、ともすればもう「考える事が嫌」になったのが、つい先月までの上~下~上~下の動き。それがココにきて、ようやくトレンドとも言える動きが示現して・・・それはそれで考える事が必要で。ねっ?エリオット波動なんて嫌いになるでしょ?でもそれは、相場を嫌いになる事と同義かと。どうせ、自分の残りの余命よりは相場の方が長生きするわけですから、折れずに付き合い続けますか(笑)。

Outlook・・・2波進行中と考える
注目日・・・11月17日20日25日

 さて、チャートは今年6月5日23,310円にて3波完了~6月15日21,330円にて4波完了、以降の5波となります。現時点では5波がダイアゴナルトライアングルを描いている(た)と考えます。

 ★シナリオ.1とした赤い破線イメージは、なかなかに大胆なイメージという事になりますが、仮にこれまでのカウントが正しいのであれば、あながち現実感とかけ離れたイメージではないと考えます。
 通常、全ての波が3波動構成により構築されるこのパターンは、従い10月30日22,880円以来の上昇も3波動構成を想定します。そのラベリングがチャート内に記したもの。

 現時点、赤い破線イメージは多くの人々にとって受け入れ難いイメージとは認識していますし、ワタクシ個人も「感情論」を許されれば、本当にこんな急落、くるのかいな?くらいは感じるわけです。が、これまでも自分の感情から湧き上がるイメージ通りになるぐらいなら、相場は損はしないわけで・・・。仮にこの先、この急落が本当に示現するならばその後に世間では、「株式相場は実態とかけ離れていた」という説明がされるのでしょう(笑)。

 ★さて、それでも10月30日22,880円から5波動構成の上昇となるのだとすると・・・その上でこれまでの考え(5波ダイアゴナルトライアングル)を踏襲するならば、まずはalt.1が挙げられます。22,880円以来は.c波c波ゆえに5波動構成の上昇が示現するという考え方。
 この考えに従えば、11月9日25,900円以来の調整はc波ⅳ波によるものと理解する事になります。なお現時点の安値24,820円(21,330円~25,900円の23.6%押しJust)は、このカウントにおける仮想ⅲ波の38.2%押しを十分に満たしており、ココを下限に今後、トライアングルを描くパターンが・・・あるいは23,850円を決して割る事のない下落にて止まり、再上昇を想定します。
 なお、alt.2はこの考えを踏襲しながら.c波完了~.d波スタートを想定しています。

 ★あるいはalt.3とした、かなり窮屈なカウントとなります。10月30日22,880円以来が5波動構成の上昇となるのは、6月5日23,310円以来の仮想4波が変形のトライアングルを22,880円にて完了、以降は5波による上昇という考え方。

 これらはある意味で、現在の走っている位置がどの辺りなのかというお話。今、何処だとは言えないのはいつもの事ですが、今後の「だとしたら」の局面では、自分の中で即座に選択肢を用意しておく必要があります。あとはこれらを踏まえて現時点、何を選択するか・・・この繰り返しですね、相場様は(笑)。

(長浜-株式寅さん)
 

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