225先物エリオット波動分析-No.7(2020-08-25-12:40)

Out look・・・ⅴ波ⅴ波進行中と考える

注目日・・・8月27日9月3日8日

 朝方、寄り付き段階から23,150円をブレイク、更に23,210円をも超えた事で、昨日のレポートにおけるalt.1への移行が合理的と考えます。

 この考えに従えば、6月5日23,310円以来の仮想ⅳ波7月31日21,680円にて完了(フェイラー)、以降はⅴ波による上昇が示現していると理解します。

 ⅰ波ⅴ波により構築されるこの上昇は、8月21日22,700円にてそのⅳ波までの行程を走り終え、現在はその最終波動に相当するⅴ波が進行中と考えます。

 だがしかし・・・好む好まないはもはや別の次元、ワタクシ個人は「もう、それでイイじゃん」くらいではあるものの(笑)、そうもいかないのが常に「現実」ですね。ⅳ波の終点について現時点、幾つかの複数の候補が存在し、上記チャートに記したalt.count.1とalt.count.2はその相違を示しています。

 alt.count.1について、これまでの大枠の考え方を引き続き、踏襲しています。

 6月15日21,330円にてⅳ波完了、以降はⅴ波がダイアゴナルトライアングルを描いているとするカウント。この考えに従えば、現在はⅴ波c波が進行中であり、これを平たく言えば・・・今後に調整局面(d波)を挟み、更なる先々の上昇継続を期待し得るカウント。

 alt.count.2について、ⅳ波の終点を8月7日22,190円に置きます。ⅳ波トライアングルとのリーディングにより、現在はスラスト(突き)と呼ばれる急騰局面との理解。

 この考えに従えば、22,190円以来はⅰ波ⅴ波により上昇が構築され、現在はそのⅲ波とカウント。なおこのカウントは今後、仮想ⅰ波=仮想ⅲ波により導かれる23,850円を力強く(出来高を伴って)ブレイクアップする事で、それを色濃い暗示と考えます。

 6月以降、「大枠のカウント」を一つに絞る事が困難な状況が続いていますが、それは結局、先々の相場に聞く事になりますね・・・いつもの事ですからこういう時は、必要以上の「知りたがり」は横に置きます(笑)。少なくとも現時点、注目すべきポイントがあるのだとしたら、それは「8月21日22,700円以降の連続する5つの波の示現」と考えます。

 さて目先、23,400円~23,420円がテクニカル的なレジスタンス、この上ではもはや「高値の当てっこ」とも言えるでしょうか。

(長浜-株式寅さん)

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