225先物 エリオット波動分析No.390(06/04-12:55)

 ご存知の様に相場は、「トレンドを持つ相場」と「トレンドレスの相場」とに二分できます。今年2月半ば以降はチャートを見れば一目瞭然、それまでの大きなトレンド(上昇)を休止していると言わんが如く、大きな意味では「トレンドレス」と言えます。

 勿論、そうは言ってもその中で1,000円幅~2,000円幅で一方向に少しばかりのトレンドが生じる局面はあるわけですが、それらは総じてほぼ全てを返されます。終わった後のチャートを見て、安値で買って高値で売ってとするのは容易ですが、現実の中ではそうも行きませんね。

Outlook・・・大枠のカウントをひとまず、(4)波完了~(5)波スタートへと変更。
注目日・・・6月8日14日15日

 エリオット波動で言うところの「調整ステージ」の波で、こういった動きを示すわけですが、2月16日30,720円以来についてインターミディエイト(4)波、それは4月6日30,270円以来を「c波ダイアゴナルトライアングル」としてきましたが、このカウントに従うとこの一両日、既に「急落が生じて然り」の局面を迎えているにもかかわらず、現実はそれが起きていません。

 この事は現時点、これまでのカウントに小さくない疑問を投げかける暗示と考えられ、同時にカウント自体も「窮屈」になってきた事を否めず、ココで大枠のカウントを変更するのが合理的と考えます。

 4月6日30,720円以来の(4)波は、ダブルスリー(2つのフラット)にて5月13日27,160円で完了したと考えます。この考えに従えば現在は(5)波1波が進行中、29,200円以来はそのⅳ波がトライアングルを描いている可能性を優先します。
 
 なおそれでも今後、29,200円を超える事無く28,490円、そして28,340円を割り込むならば、それはalt.3(シナリオ.3)への移行を暗示。引き続き、(4)波継続中を念頭に置きます、留意を。

 ★さて目先、28,760円を安値に29,000円までの戻り。この価格は29,150円~28,760円の61.8%戻しjust。なおこの上では29,050円~29,070円が強くかつ重要なレジスタンス、上限アップは29,350円トライを暗示する最初のサイン(シナリオ.2-alt.1)。

 29,000円高値現時点、28,860円~850円、820円~810円がそれぞれ強くかつ重要なサポート。

(長浜-株式寅さん)

225先物 エリオット波動分析No.390(06/04-12:55)」への4件のフィードバック

  1. エリ子 返信

    こんにちは。カウント変更の重要な局面でお邪魔して申し訳ありません。
    「(従来の)カウントに従うとこの一両日、既に「急落が生じて然り」の局面を迎えているにもかかわらず、現実はそれが起きていません。」という事が変更の理由でしょうか?実は私はフィボナッチから、新しいカウントの方が座りがいいと感じるのですが、波動からは全く説明できません。もしお時間がありましたらど素人レベルに教えてください。

    • 長浜英信 投稿者返信

      おはようございます。

      エリオット波動における「カウント変更」は、使い手の個性が最も顕著に現れるポイントですね。
      これは・・・想像して頂けるとご理解頂けると考えますが、自分の、自分だけが使う、自分のためだけの道具とするエリオットと、第三者に提言するエリオットとでは実質的に若干の違いが生じるかも知れませんね(笑)。

      今回のカウント変更についてその理由の最終的なポイントをあえて挙げればご指摘通り、「起きると予見したもの(急落)が、起きない」という事にはなりますが、そこに至るまでにその過程が実質的な導火線になっていますね。つまり、急に「変更!」となったわけではないと事になります。
      エリオット波動のカウント変更、近視眼的な小勢波のカウント変更は「目先の動き」で読み方を柔軟に変更する事は普通にありますが、大枠のカウント変更はナーバスで、そこに至るまでには必ずその前に「前兆」があります。今回は・・・あえて言えば5月28日No.384にて、その可能性は既に準備をしていますね(笑)。

      元々のカウントは「4月6日30,270円以来、(4)波中c波ダイアゴナルトライアングル」でしたから、「それは.a波~.e波により構築されるよ、その各々はa波~c波による3波動構成だよ」が原本、この考えに従って「5月10日29,700円以来の.e波は、a波~c波により下落するんでしょ!?」としていたわけです。
      29,700円からは予見した動きとなり、それは5月13日に安値27,130円を付けました。
      この価格は仮想(3)波中5波の38.2%押しJustであり、5月13日No.371では「さぁ、戻り」の挿絵を使って「.e波中a波完了~.e波中b波による戻り」を指摘しました。

      仮にココまでの考えが正しいのであれば、27,130円以来の仮想.e波中b波は3波動構成にて仮想a波の61.8%戻し(28,710円~720円)か、あるいは78.6%戻しである29,150円~160円を試し完了、以降は仮想.e波中c波が5波動構成にて27,130円を試すだろうという「大枠の株価軌跡」を頭の中で描きます(笑)。
      27,130円以来の上昇波形はなかなか骨が折れる難解な上げ方ではありましたが、それでも比較的整合性をを保ちながら、合理的なカウントは出来たと思います(笑)。

      しかし実際はそれが5月28日29,160円を超え、29,200円の高値を付けた事が最初の疑問を投げかけた「小さな暗示」だった事になります。
      この時点で、2月16日30,720円以来のチャートについて再考を図る事になります。テクニカル的に特徴的なポイントは3月18日30,320円~3月24日28,120円の下落、及び5月10日29,700円~5月13日27,130円の下落、これらのみが「5波動構成の下落波形」という事はすぐに気が付きます。
      これらを考慮した際・・・
      1、想定した29,160円を超えた事で、自分のカウントは間違っているかもしれないという「小さな暗示」が出た。
      2、現在のカウントが間違っているとすれば、次に自然なカウントは何であるか?について、2つの5波動構成の下落を合理的に理解した場合、30,720円以来は「3-3-5」+「3-3-5」の2つのフラットが連なり(ダブルスリー)、完了した可能性がフィットする。

      5月28日の時点で、この程度までは念頭に入ります。
      ココからは実質的に、2つのカウント(急落(これまでのカウント)or底堅く推移~もう一度、上値指向)を頭の中で並走していく事になります。
      なおこの時点でカウントを変更しないのは、ここではまだ「上限に想定した29,160円を僅かに40円幅、超えた」に過ぎず、暗示としては大きくない事が挙げられます。
      ただしもしこれが、「自分の、自分だけが使う、自分のためだけの道具」としてのエリオットであったなら、この時点で大胆にメインカウントを変えたとしても間違いではないと思います(笑)。
      が・・・実際は、エリオッティシャンの多くは事実上、カウント変更は遅い方が殆どだと思います。エリオット波動での大枠のカウント変更はある意味、それまでの自己否定とも受け取れる行為で、ワタクシなどはもうこの30年近く、間違えまくっていますからいつの頃から何も感じなくなっていますが(笑)、人によってはトコトン、無理なカウントを続けて破綻する方も珍しくはないようですね。これは、いつの間にか「当てる事」と「儲ける事」を履き違えちゃうタイプに多いようです。

      さて、これまでの話にあったように今回のカウント変更は実は、5月28日時点で既に念頭にあった事にはなります。
      これら、常に「間違っているんじゃないかな?」という考えを並走した上で6月3日を迎えます。
      28,560円を安値としてリバウンド、それは29,150円を高値に急落が生じます。
      仮にそれまでの優先カウントが正しいならば、29,200円~28,560円にてc波中ⅰ波、29,150円までc波中ⅱ波と数えるわけですから29,150円からはc波中ⅲ波、言わば、このカウントに従った急落が生じるとすれば、ココが最後の機会という事になります。
      それはご存知の通り、28,760円を安値に反転・・・過去の言葉を借りれば「急落が生じて然り・・・にもかかわらず、現実にはそれが起きない」という事に繋がります。
      ちなみにワタクシ、この日の売りは珍しく?握力勝負。
      28,950円売りの玉は利食いせず「ココからだろ!」と、まぁ、エリオット波動に従いましたよ(笑)。
      安心してください!ヤラレました(笑)
      というわけで・・・6月4日No.390にて「カウント変更」という結果になりました。

      エリオットは日々のカウントを行う事で、実はより大きな方向性を見出すヒントを見つける事が多くあります。
      それにはまず、自分が合理的な想定をする必要がありますが・・・それと違う動き・サインが出た際に、面倒臭がらずに再考してみると、先々の自分を助けてくれる事に繋がりますね。ワタクシ個人は実はココが一番、価値あるところだと考えているのですが、まぁ・・・当たり・ハズレに焦点が当たるのは当然ですから、これはまぁ、負け惜しみにしか聞こえないですよねー、普通(笑)。

      まぁそれと、実はもう一つ・・・これこそ「自分だけが使う自分のためだけのエリオット」と「第三者にお披露目するエリオット」との違いで、ワタクシは最低限のルール的な話はたまに取り入れますが、出来る限り小難しい話は横に置くよう心掛けてはいるつもりなので、面倒臭い系の話は放置してしまいがちにはなります(笑)。
      必要以上に「ルール」を持ち出すと実際の相場と乖離してしまう事も珍しくなく、「~ねばならない」といった窮屈なカウントも強いられがちになる事から、私自身があまり好まないという事がありますが・・・今回、あえて小難しい事を指摘すれば30,720円以来の(4)波、これと対応する(2)波は2020年3月25日19,450円~4月2日17,520円まで「3-3-5」のフラットを描いています。
      調整波である(2)波と(4)波は多くの場合、そのパターンを異にする事が多く、これは「交互の法則(オーターネーション)」と呼ばれる傾向として挙げる事が出来ます。
      実は元々のカウントは、30,720円以来を大きな「3-3-5」のフラットと読んでいた事から、もうずいぶん以前から「このカウントは間違いである可能性」は知っていました。ただ、実質的にそのカウントを継続していっても今回のように、ポイントで修正すれば問題ない事を知っていましたので、小難しい系の話(交互の法則)は端折っていましたねー(笑)。

      まぁ、しかし、これで少し、スッキリした事にはなりますか。
      今後、問題が生じるとすれば(4)波トライアングルなんて事になった場合ですが、これも上記の「交互の法則」を考慮すれば、(2)波がフラット(複雑系)でしたから(4)波は単純系、つまりダブルスリーで完了との見方に現時点、分がありそうですね。まぁ、そうキボーします(笑)。

  2. エリ子 返信

    こんにちは。
    変更のプロセスについて貴重なお話を丁寧にお聞かせ頂きありがとうございました。お時間をさいてお教え頂いてとても恐縮です。相場分析をする際に自分でそれを使う場合と第三者に説明する場合では全く違うものですね。改めて第三者に伝えることがどれだけ大変かを考えさせらました。
    最近アスリートが記者会見したくないということを言っております。先生のお話を聞きながらそのことを思い出しました。先住はプレーヤーとして相場でプレーしながら同時にこういう貴重なものを提供してくださっている。変更のプロセスを第三者に向け伝えるのは「それまでの自己否定とも受け取れる行為」で心理的負荷が掛かるのに、隠さず教えて頂きました。失礼だったなと思います。
    交互の法則は以前お書きでしたし意識しております。故に⑵がシンプルだった分⑷は面倒になると思っておりましたが、案の定でしたね。その他先生に教えて頂き多くの気付きがありました。ありがとうございます♪。お礼申し上げます。そうそう、キリ派としては今朝は売り対応でしょっぱなからいけました(笑)。王子駅の写真、懐かしいです。飛鳥山公園のそばですね。くれぐれもお体にお気をつけてお過ごし下さい。

    • 長浜英信 投稿者返信

      こんばんわ!

      今朝はワタクシの機械も9時に売ってくれて、9:30に買い戻し、150円口程度の取りという奇跡のトレードをしてくれました(笑)。
      これは毎朝、過去のデータと現況を照らし合わせて9時に売りか、買いか・・・機械が必ず売買して9:30に手仕舞いするという、朝の運試し的なシステムトレードです。
      まぁ、今日みたいに勝つ日もあれば、最近では200円~300円動く事も珍しくありませんから、えらくヤラレる時もあります(笑)。
      ちなみに昨日は買って85円口ヤラレ、一昨日は・・・買って240円口の取りでした(笑)。
      勝ったり負けたりですが、なかなかスリリングな30分間を毎朝、楽しんでおります(笑)。

      王子駅はハイ、ツイッターでの夕陽ですね。とても綺麗な夕陽でしたよ。

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