225先物 エリオット波動分析No.266(02/02-14:30)

 あるルールを決めて、そこにはそのルールに従った進むべき道が一本しかなく、従い自らの行動は制約されどもその途中、「迷い」はない。これでね、これで儲かれば相場はどんなに楽か!

 「ルールを決めて、それに従う」という正論は、誰も反論できない正しいお言葉。決めなくてはお金は投じられませんし、お金を投じなければ儲からない・・・もっとも、損もしませんケドね(笑)。

 しかし言葉とは面白いもので、時に自分都合に解釈をして自己肯定をする道具にもなりますね。「これは決めた事だから」は、それ以上の思考を止める絶好の正論。「慎重に」は、「怖くてたたずむ事」へのこれ以上ない自己肯定。本当はどっちなのか?それを知るのは、自分の心のみ。
 エリオット波動は・・・と言うよりは、相場は常に変化しますね。その変化の中で自分の考えを合わせて(寄せて)行く作業に終わりはなく、つまりは「一本の道」など、何処まで行っても出てきません(笑)。

Outlook・・・b波継続中を本線としながら、ⅳ波ダイアゴナルトライアングル(斜行三角形)進行中を考慮。
注目日・・・2月2日3日16日

 1月14日28,970円以来のⅳ波について、1月28日27,870円にてa波、28,520円までエクスパンディッドフラットにてb波としていたのは1月29日No.262ですが、その中で「a波b波のバランスが如何にも悪い(違和感)」として、現在の現行カウントをalt.count.2として挙げました。

 さて本日、再び違和感・・・1月29日27,570円以来の眼前の上昇がb波であるならば、それは仮想a波の78.6%戻しである28,320円水準がテクニカル的には戻りの限界と見なす事が出来ます。現時点の高値28,380円も、仮想a波×1.618=仮想c波にて導かれる水準(既述)であり、ある意味では現行カウントでも許容範囲と考えます。

 ただしそれでもこの水準(28,380円)を超えるならば、その際はⅳ波ダイアゴナルトライアングル(alt.count.1)を念頭に置きます。もっとも、構造的な部分でこれまでのリーディングと大差はありませんが・・・その際に付ける戻り高値からは恐らく、ジグザグ(3波動構成)にて安値を試す可能性。もっとも、徒労に終わる可能性が十分にあるこの考えは現時点、知り置くに止めるという事ですね。

 さて近視眼的には、28,260円が強くかつ重要なサポート。ブレイクダウンで28,190円~28,180円、28,150円~28,130円を試すと考えます。

 その反面でこのまま28,380円をブレイクアップするとそれは、28,430円~28,440円を試すと考えます。この水準は、28,970円~27,570円(全下落幅)に対する61.8%戻し。このケースでは上記既述のⅳ波ダイアゴナルトライアングル、つまりはⅳ波d波とのカウントへの変更が合理的と考えます、留意を。

 ワタクシ個人的には・・・ココは日和見、このまま28,260円ヤリ!ならば素直に28,250円を追い売りですか。上げるならば28,440円ロスにて28,430円、売れたら売るよに一票(笑)。

(長浜-株式寅さん)

コメントを残す