225先物 エリオット波動分析No.247(01/19-21:18)

 夕場に新高値を付けますか・・・近視眼的なお話は、一瞬の動きですぐに変わります。それでも「次の解釈」はすぐに出ますが、それもまた代替カウントを伴うわけです。相場ではたまぁ~に、「思った通りの動き」をしてくれる事もありますが、そんなものは稀な類、自分が選ぶ「道」を相場が描き続けてくれるわけはないんですね(笑)。

 さてそれでも・・・少なくとも直近、「ココまで」はある程度、想定した株価軌跡を描いてくれたとは言えます。ココからの局面、直近が思い通りだったからと言って・・・この調子が続くと考える方が不自然というもの、違う道筋になる事を想定した場合、幾つの道が見えるのか?

Outlook・・・大局観(ⅲ波完了~ⅳ波スタート)を見極める局面。
注目日・・・1月26日27日

 ★ココから予見する下落が生じたとして、それがあっさり28,330円を割り込めばそれは、現行カウントを支持する証左と出来ます(既述)。だかしかし・・・それでもその先、28,220円を守る限りにおいては、「b波トライアングル」の可能性がまだあります。

 ★その一方で・・・仮に1月14日28,970円にてⅲ波完了との見方が正しいとして、以来のⅳ波がエクスパンディッドフラットを描いたらどうしましょう?。現在はその「一部」を構築中だなんて考え始めたら・・・チャート内、あえて破線イメージは2本に限っていますが、書こうと思えば5本でも6本でも・・・(笑)。ただ、思いつくイメージをいたずらに書き連ねても、そこに多くの意味は見い出せないという事でしょうから、出来る限りシンプルに。

 仮に眼前の戻りがⅳ波b波であれば、1月18日28,080円以来の上昇波形は3波動構成に留まると考えます。

 分かり易く言えば・・・28,770円を超える事無く28,330円を割り込むと、それはテクニカル的な暗示と言えます。そして現在がその「初動」であるならば、少なくとも目先の展開では28,630円(28,540円~28,770円の61.8%押し)を力強く割り込む事が重要な暗示と考えます。またこの他には、28,140円~28,770円の上昇幅に対する61.8%押し水準、28,380円までを衝撃波(5波動構成)にて到達する事が、望ましい理想の姿と考えます。これらの事柄が具現化して、そこで初めて、この先々に27,530円を試す可能性が暗示されます。

 さて・・・ではそうはならなかったケースについて、再考の結果、alt.1を優先するのが合理的と考えます。1月14日28,970円はⅴ波3波のトップであり、現在は4波がフラットにて完了したか、あるいは今後、結果としてトライアングルを描くのか。
 この場合、目先で調整が生じたとして、「それは決して28,330円を割らない」とは出来ますが・・・5波がダイアゴナルトライアングルを描いている等を考慮すれば、それも絶対的な条件とは言えませんね。
 
 と、まぁ、いつでも「4つ目の波」とは、提示される株価軌跡が複数であり、結構な時間経過を待たないと「確率高き道筋」が見えてこないものです。ここは焦らず、思い込まず、待つ時は待つ、出る時は出るといったメリハリを意識してお付き合いしますか!(笑)。

 ★さて、近視眼的なトコロでは28,770円高値現時点、安値は28,670円、以降は28,760円まで戻したようです。

 目先、28,700円~28,680円が強くかつ重要なサポート、下限ブレイクで俄かに下げ足を速める可能性に留意を。なお、28,640円~28,630円、28,610円~28,590円がそれぞれ重要なサポート、下限ブレイクでは28,530円~28,520円、あるいは28,460円~28,450円を試すと考えます。

 その反面で、このまま28,770円をブレイクするならば、まずは28,800円~28,810円を試すと考えます。なお、超えて28,840円~28,850円、そして28,890円はクリティカル。このケースではもはや、alt.1への移行を考慮。

 ワタクシ個人的には・・・「ココから」であれば、28,730円ロスにて売りに一票。

(長浜-株式寅さん)

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