米国株 エリオット波動分析No.32(09/07-11:00)

 下げれば驚きますが、戻り始めると「安心」・・・ニッポン人にとって米国株とはココ数年、そんなモノ?(笑)。

 上記はナスダック、眼前の調整は予見した(4)波初動と考えます。現時点の安値10,875pは、仮想(3)波の23.6%押し(10,944p)を満たしており、この意味では「最低限の調整水準を満足させた」と指摘できます。

 ただしそれでも今後、「限られた戻り」を許容しながら同時にその先の再下落が10,245p(38.2%押し)を試したとして「自然」と考えます。

 上記はNY-Dowのラベリングチャート、ナスダック同様に調整入りですが、エリオット波動の観点からは(5)波4波スタートの可能性を優先します。

 なおalt.1は「3波ⅴ波継続中」ですが、何れにしても目先、限られた戻りを許容しながらも、その先に再下落が$27,202~$27,173を試したとして、それを自然と考えます。

 総じて米国株の両指数、眼前の調整はある意味で「自然な調整ステージ」と考えられます。今後、暫くの間、それは継続すると見受けられるものの、完了後の先々はもう一度の「高値トライ」を予見するステージでしょうか。

(長浜-株式寅さん)

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