ワタクシに相場を教えてくれた「怖い先輩」によりますと28,000円、ココから上が「225採用の品薄株」で上げて行った価格帯だったとの事。裁定取引を知らなかったニッポン人、「大引けに外国人投資家が、日本株を死ぬほど買ってくる!」とこの世の僥倖、我が世の春。仕事が終われば六本木、ニーヨンロク(国道246号)で万札振ってはタクシー停めて・・・。ディスコ?、その服装じゃ入れません!ってな時代が、確かにあったのです(笑)。
夢を信じて入った証券会社、数字が人格でもカンケーねぇ~~と入社したのが1990年4月2日、その日の引け値が28,002円でした。あっ、前日比1,978円安の28,002円ですからね、誤解なきよう(笑)。
Outlook・・・ⅲ波は「最低限の行程」を走り終えつつある。
注目日・・・1月12日、19日、26円、27日
昨年10月30日22,880円以来の仮想ⅲ波は、その最低限の行程を走り終えたと指摘でき、従いココから先は「いつ完了してもおかしくない」と考えます。ただし、現実はそう簡単ではない事くらいは知っていますから、もう買えないなどと野暮な事を言うつもりは微塵もありません(笑)。
仮にプリファーカウントが正しいのであれば、27,870円以来の小勢5波動構成を描き終えるとそれは、5波完了を暗示する最初のサインと出来ます。しかしながらその一方で、1月6日26,920円以来において出来高のピークを本日にマークした事、1月7日27,380円以来の上昇幅が最も大きくなっている事はそれぞれ、alt.3を暗示するサインと理解できます。
この答えは現時点、朝まで議論をしても結論は出ませんから、次の反落時に最初の衝撃波がどの水準まで到達するかに着目します。無論、一気に27,590円を割り込めば解り易いですが・・・相場の意地悪な性格上、それは期待し辛いかと(笑)。
さて目先、27,870円以来は5波中5波、その.5波とまずは考えます。それは.①波~.⑤波による上昇を描くと考えられ、現在はその.④波進行中とのラベリング。無論、それは仮想.①波トップである28,080円とは決して交わる事のないステージと考えます。
★28,120円安値現時点、目先は28,210円~28,240円がクリティカルレジスタンス、上値をさえられる限りにおいて揉み合いを前提とするものの、上限アップで28,300円~28,330円を試すと考えます(シナリオ.1)。
★反面で28,270円を高値として28,100円、そして28,080円をも割り込むとシナリオ.2(alt1)を考慮。それが27,950円をも割り込むならばシナリオ.3、このケースでは上昇完了(alt.2)と5波中4波である可能性(alt.3)を並走。なおこの2つの分水嶺は27,590円に設定します。
★ワタクシ個人的には・・・潔く28,100円ロスにて買いに一票ですか(笑)。さて3連休ですが、世の中は緊急事態宣言。激しい雪模様の地方もあり、なかなか手放しで笑顔になる事が難しい昨今ですが、だからこそあえて、皆さん!良い週末を!(笑)。
(長浜-株式寅さん)