「急落」のサムネ(挿絵)を使用すると急騰する説・・・(笑)。
CMEで返ってきた価格は28,205円、これは既に月曜日の寄り付き時点で28,840円~27,060円の61.8%戻し(28,160円)をギャップアップする事を暗示しています。現時点では27,060円以来について「ⅳ波」とのラベリングですが、もはや(4)波完了を念頭に入れる重大な局面と考えます。
Outlook・・・現時点、c波中ⅳ波としながらも、(4)波完了を占う重大な局面。
注目日・・・7月26日、8月4日、6日、11日
2月16日30,720円以来について、それは先々、再び高値を更新するだろうインターミディエイト(5)波による上昇を控えたインターミディエイト(4)波と考えます(既述)。それはトリプルスリー(3つの3波動による調整)といった複雑なパターンを描きつつ、大局的にはもはやその「最終局面」に差し掛かっていると考えます。
5月13日27,130円は、それまでの安値では初めて(3)波の上昇幅に対する23.6%押しを満足させた水準であり、事実上、ここからが「(4)波はいつ完了してもおかしくない」といったステージ。以降の上昇波形が5波動ともリーディング出来た事からここまで、(4)波完了としたカウントで幾つかのミスを犯した事になります。
結果的にはここまで「(4)波継続中」、小勢波に従えば7月13日28,840円以来、「もう一度の下落」が示現して(4)波完了と考えましたが、現時点のCMEの価格を見る限り、この考えに小さくない疑問が生じている、これが現状と考えます。
6月15日29,440円以来の3rdフォーメーションについて、いわゆる3波動、3波動、5波動のリズムを持つフラットを想定しています。この考えに従えば、7月13日28,840円以来はⅰ波~ⅴ波による5波動構成の下落が描かれ、下落は完了すると考えます。
7月19日27,060円まではⅲ波までの行程ではないかとするのが現行カウント、このカウントに従えば以降はⅳ波となりますが、連休明けの寄り付きが28,200円水準であれば、ⅳ波としての戻りとしては不自然に大きいとするのが現時点の疑問点。
★仮に7月19日27,060円以来がⅳ波であるとカウントするならば、ダブルジグザグと考えるのが最も自然。1stジグザグ=2ndジグザグにて28,230円が導かれ、実質上、このカウントの限界水準として念頭に置きます。またその後は速やかな下落が生じて然りのタイミング、逆説的に言えば月曜日、それがなければそれ自体がalt.1へのカウント変更を促す暗示と理解します。
★仮にalt.1への移行が現実になるならば、次の注目ポイントは27,060円以来の上昇波形と考えます。(5)波中1波となるこの波は、原則として5波動から構築される衝撃波が好ましく、その示現があれば今後、先々の再上昇について、色濃い暗示にも置き換わると考えます。
★さて・・・完全に結果論、後講釈ですが(笑)、金曜日の夕場寄り後の上昇で27,690円を売り。そこまでのカウントが正しければ急落を予見する場面でしたが、それが押さずに27,720円を踏みでヤラレ、この時点で「ムムッ?」という違和感。その後の下げ局面では27,700円を売り直して利食い、「ほらね?、やっぱり!」。しかしその後の27,580円からの戻りをもう一度、戻り売りをしたら・・・それはあえなく27,680円踏みのヤラレで「ムムムッ!」の強い違和感。この時点で売りは白旗、気が付けば寝落ちしておりました(笑)。
(長浜-株式寅さん)