225先物 エリオット波動分析No.127(11/01-14:14)

 ワタクシ、この週末は呑気に伊香保温泉の石段を登っていたんですが・・・相場は石段を転げ落ちるような動きだったんですね。まぁまぁ、金曜前場の10時半頃に23,120円を素通りした時点で「ん?これ、買えないヤツ?」くらいの違和感はありましたが・・・。

 で、夕場の17時半前に23,030円を売ってシメシメ・・・夜の紅葉ライトアップを楽しんで旅館に戻ってみれば、ひっそりと23,050円を踏んでいると。それでも懲りずにモッカイ、23,070円を売って23,090円を瞬殺で踏んだ瞬間に「ん?これ、売れないヤツ?」と(笑)。

 ココに至るまでに23,230円、23,050円とボトム候補を尽く打ち破られてはきましたが、そしていよいよリンダちゃん現象(どーにも止まらない)も考えましたが、23,720円以来の下落波形を考慮すればココは懲りずにもう一度、「d波完了」とのリーディングが最も自然かと(笑)。

Outlook・・・再考の結果、ココまでの調整がd波である可能性を優先する。
注目日・・・11月2日9日17日

 大枠のシナリオとして現在は、3月16日安値15,860円以来の上昇(戻り)局面の、その最終局面に位置していると考えます。もはや、日々のリーディングに気を取られ忘れてしまいがちではありますが、この考えは現時点、変わらないと出来ます。

 そして6月15日21,330円以来はその最終波(ⅴ波)が、ダイアゴナルトライアングルを描いていると考えます。なお現行のラベリングについて便宜上、「(a)波」とはしていますが、もはや「Ⓑ波」そのものの最終局面である可能性を念頭に置きます。

 10月9日23,720円以来の下落波形について、極めてチョッピー(波が重なっている)である点が強調される事は少なくとも現時点、この高値を上昇の完了地点とする考え(alt.2)に不自然さを纏わせていると考えます。

 だとすると・・・これまでの考え方の延長に相当するカウントが自然と考えます。ただしそれはもはや23,010円(22,820円~23,720円の78.6%押し)をも決定的に割り込んだ事で、c波のトップを23,720円に置く必要があるでしょう。この考えに従えば、以降の調整はd波と考えられ、安値22,880円(d波c波を構築するⓒ波×1.382=ⓔ波)は仮想c波(21,680円~23,720円)の38.2%押し水準を満足させた事になります。

 今後は「既にd波は完了したか(プリファーカウント)」、あるいは「調整がもう一周して、再下落が22,450円水準を試すか(alt.1)」の選択となる可能性が高く、目先の展開では22,880円以来の上昇波形に注目するのが合理的と考えます。

 仮にd波が完了しているならば今後、22,880円から衝撃波にて23,390円~23,400円に到達するか、あるいは力強く(出来高を伴って)ブレイクアップすると考えます。なおこのカウントが正しいのであれば、23,720円~22,820円はフラット調整であり、始点水準への引き戻し的な上昇が起こる可能性を念頭。

 その反面で眼前の上昇が再下落を前提とする戻りであれば、22,880円以降の上昇波形は今後、3波動構成に止まり、それは23,400円、あるいは23,520円~23,550円水準から急落が生じると考えます、留意を。

(長浜-株式寅さん)

コメントを残す