動きが激しくなってくると、ついつい、板画面と「にらめっこ」を始めてしまう事がありますが・・・実はこれが厄介で(笑)。10円の売り買いの板が変る事で、心の中で一喜一憂が生じたり。そんな心の揺れを繰り返しているうちに、いつのまにか「今なら、利食える!」ですとか・・・ケチな心理に背中を押され、「要らぬ商い」に手を動かしていたり・・・そしてその商いが繋ぐ次の「心理」が生じます。
その後の動きが結果、良き方向へ動けば良いですが、それが詰まらぬ方向に動くと途端に「何故、売ってしまった!(買ってしまった!)」との心理とともに、もう、再度入りたくて入りたくて。でも、先ほど商いをした価格よりも有利な価格で入りたい・・・その心理が今度は手を止めます。我慢に我慢を重ねて、先ほどよりも有利な価格で買えたとして、それは相場が弱いから買えちゃう・・・で、ヤラレると「だから、さっきの商いは正解だったんだ!」との心理。で、もう怖くて怖くて板とにらめっこ・・・また、余計な商い・・・。
有利な価格で約定できないケースでは、最後の最後に我慢が切れて、ジャンピングキャッチ。で、ヤラレると自責と後悔の念。そこで冷静に戻れればヨシ、よくある「相場あるある」ですが、更に先に進む人は「悔しくて、悔しくて」と「すぐに取り返したい、損を小さくしたい」という心理に背中を押され始めます。そもそも、それが自分の意志で容易にかなうなら、現状に陥っていないわけで・・・気が付けばもう、最後は買って(売って)放置の構図・・・「塩漬けあるある」ではあります。
誰もが一度は経験するこの「心理の負のスパイラル」は、最初は自分の心理を軽く揺らされる事から始まります。「必ずしも」という事ではないにせよ、板画面とはそんな作用を持っているとは言えるでしょうか。これを見る事で著しく成果が上がるという事であれば話は別ですが、興味本位で分かった気になれるだけなら、むしろ「見ない」という方法も選択肢の一つ。ただし「板画面なんか見ないよ!」とするには、入り口と出口をある程度、予め価格で決めておく必要がありますね(笑)。
Outlook・・・ⓒ波中4波と考える。
注目日・・・10月9日、12日、13日、15日
現時点の高値23,720円は、既述のレジスタンスバンドである23,710円~23,730円に合致、眼前の調整は現時点、自然なリズムと理解できます。チャートラベリングが正しいのであれば、現在は4波による調整局面と考えます。
★目先の展開では23,540円~23,530円が有力なサポートですが、ブレイクダウンでは23,490円~23,480円、あるいは23,430円~23,410円と、幅があるため、チャレンジはワンチャンが良いかと。
★確率を別として23,410円をも割り込むと、それはシナリオ.2(alt.2)を暗示。e波中b波による、調整局面を念頭に置きます。
(長浜-株式寅さん)
印刷して壁に貼っておきます。
今年こそ脱!一級狼狽士です。
大丈夫、すぐに「忘れる」から(笑)。
だから「相場に卒業はない」とも言えますね(笑)。
ワタクシだって、ホントにそう、言うは易し、行うは難しでありますね(笑)。
あくまでたとえ話ですが・・・「普通の人」は2連敗の後、3回目のエントリーに「慎重」という言葉を借りて、手が縮まります。
「少し馬鹿な人」は、3連敗すると4回目のエントリーを躊躇います。
「大馬鹿な人」は、4連敗直後の5回目のエントリーに何も感じません。
目指せ!大馬鹿な人!と言うは易しで、これは各々の性格によるところも多分にありますよねー(笑)。
でも、方向性としては「目指せ!大馬鹿な人!」という事でしょう(笑)。
ワタクシも貼っておきます(笑)。