昭和の常識、平成・令和の非常識。時代が変われば、人の価値観や考え方が変わるのは自然な事。それに伴い文化までもが変わりますから、様々なものが時の流れとともに変化していく事は自然と言えます。
職場でデスクに灰皿、タバコを吸うなど、もはや現代でそんな事をしようものなら人間扱いさえしてもらえなくなる愚行。それはそれとして(笑)、人とのコミュニケーションツールが最も変化したと「文化」の一つと言えるでしょうか。公衆電話はもはや見かけませんが、仮にあって電話をしても、そもそも相手が家に居なければ繋がりませんでした。人との待ち合わせは常に、お互いが相手を信じての賭けみたいな事に。
それが平成中頃からは一人一人が電話・・・というよりは、コミュニケーションツールを持つ時代。それはある意味で万能なツールですから、今や、それがなければ生きて行けませんという人も・・・令和の常識(笑)。
他にもたくさん変わった事はありますが・・・「文化」は変わっても、「教育」を変えて良い事がなかったのが最近のニッポンだったのではないかとも。先進国の中での学力が劇的に低下した結果、「あっ、ゆとり教育はやっぱりやめましょう」となったのは記憶に新しいトコロだと思いますが・・・ココにきて「小学校で、通信簿をなくしましょう」とする話が巻き起こっているようです。
いや、確かに「ナンバーワンよりオンリーワン」といった歌が流行る世の中、「皆はそれぞれ一人一人が素晴らしいんだ!」とされれば・・・それに反論する者は人でなしの悪者という話(笑)。誰が一等賞なんて決める事はいけない事で、誰が主役ではなくて皆が主役なんだ!という、反論を許さない素晴らしいド正論を盾にされて、「えっ?なんすか?それ?」と言い辛い世の中が平成・令和のメインストリームですか。
お手々を繋いで皆でゴールテープを切る運動会や、皆が桃太郎になって鬼とは戦わず友達になる学芸会・・・その行き着いた先が「成績表は出しませんから、皆、安心」って・・・。
一万円札の大先生が「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」としたのは、アメリカの独立宣言の序文を意訳したものとされます。が、その後に「実際は賢い人と愚かな人がいて、裕福な人と貧しい人がいて、身分の高い人と低い人がいて、彼らには雲泥の差がある」と続きます。「見たいものだけを見る」のは、人間の性でもありますが・・・どこに向かってます?この国(笑)。
さて「昭和の常識よ、もう一度!」とは言いませんが、せめて株の世界の常識くらいは・・・。あっ、やっぱり昭和の常識(株と土地は上がり続ける)=令和の非常識ですか(笑)。
Outlook・・・ⅲ波中ⅳ波完了を見極める局面と考える。
注目日・・・7月29日、8月2日、5日、8日、22日
さて・・・詰まらん与太話を書いていたら、安値は27,570円を付けたようです。仮にⅲ波中ⅳ波がザラ場安値27,520円にて完了しているならば、27,570円~560円は守るべき重要なサポートと考えます。
★27,570円安値現在、目先は27,650円~660円、670円~690円まで強いレジスタンスバンド。ココを力強く上抜く事が理想の姿、上限アップは27,780円~790円トライを暗示するサインと考えます。
★その反面で27,560円を割り込むと、それはⅳ波継続中を暗示するサイン。ただしこのケースでは、27,500円~490円、460円~450円はそれぞれⅳ波完了を期待し得る有力なサポートと考えます。
★ワタクシ個人的には・・・ココから前提では、27,560円ロスにて買いに一票(笑)。
(長浜-株式寅さん)