「キジも鳴かずば、撃たれまい」との諺は、数あるどの相場格言よりも相場にマッチしていたりしますか(笑)。目先の動きで一喜一憂、実はコレが諸悪の根源であったりするもの。
我々は人間ですから、「いつも、常に」目先の上下を決めたい気持ちに襲われます。しかし実際は、相場のその殆どと言ってイイ時間は事実として「上でも下でもお好きにどうぞ」といった局面。そこで上(下)に行くなら、「それならこの先、こう行きたいんだろ!」といった次の方向性が暗示される事もありますが、それでもなお「お好きにどうぞ」の時間帯という事も珍しくありません。
厄介なのは、「お好きにどうぞ」の局面で必要以上に参入してしまう事から始まるストレスの連鎖。やらなきゃイイのに、軽い気持ちで詰まらないヤラレを被ると・・・それを取り返したくなる「自然な心理」が、測らずとも次のストレスを連れて来たりします。
時に「様子見」は、大事な作業でもありますね(笑)。
Outlook・・・ⅴ波中ⅴ波は最終局面、あるいは完了の可能性がある局面。
注目日・・・3月30日、31日、4月1日、14日、15日、18日、19日
さて・・・それにしても面倒臭い系丸出しの動きとなってきました。現行カウントは「3月23日27,350円以来、ⅴ波中ⅴ波がダイアゴナルトライアングル進行中」ですが、本日の安値27,570円以来のⅴ波中ⓔ波自体が更に細分化され、ダイアゴナルを描き始めたら・・・目先の動きは手に負えない可能性。
★目先の展開では27,960円~970円が強くかつ重要なレジスタンス、上限を超えない限りおいて790円~780円、740円~720円、あるいは680円~660円を試す可能性を許容。ただしこれらは、再上昇の可能性を内包する有力なサポートと考えます(シナリオ.1)。
★その反面でこのまま27,970円ブレイクアップは28,020円、060円~070円トライを暗示。
★その反面でこのまま26,720円を力強く割り込む、あるいは660円をも割り込むならば540円~510円トライを暗示。下限ブレイクでは、まずは27,410円~400円を試すと考えます。
★ワタクシ個人的には・・・ココは日和見主義全開、基本様子見。27,720円ロスにて730円、買えたら買うよに一票ですか(笑)。
(長浜‐株式寅さん)