さてお盆も明けてみれば、大幅安。小うるさい方々も市場に帰ってきて、得意満面に悲壮な見通しを今になって語り出します。「何故、下がっているのか？NYはあんなに強いのに・・・うん、これにはきっと何かある・・・。そうだ！やはりコロナだ！感染者数だって凄いモン！」って、熟考して出てきた答えが結局、それか～い！(笑)。
さてそれはそれとして、眼前の動きが大きくなってきますとついつい目先の顕微鏡を覗く時間が増えるモノ。確かにそこに動きがあれば、それは収益チャンスですから当然ですが、そこで得意になっていると・・・後ろからバットを持った悪漢が近づいてきても、意外と気が付かないもの。大局観を踏まえた上で覗く顕微鏡、意外とこれが大事であったりします。
Outlook・・・ⅲ波最終局面の可能性。
注目日・・・8月18日、27日、31日
とか言いながら結局、顕微鏡を覗くチャートを掲載していますが(笑)、ここで重要なポイントは「現在は、インターミディエイト(4)波最終局面の可能性を有するタイミング」という認識。事、ココに至って下げた理由に耳を貸すよりは・・・「何れ下げるだろう」とした考えが、この下落が完了した後に何を予見しているのかを思い出した方が、ナンボか気持ちも明るくなるかも知れませんね(笑)。
★27,740円以来の仮想ⅲ波中ⅴ波について判然とはしませんが、現時点、ラベリングを施すとすればこんなトコロでしょうか。
★仮に現行カウントに従えば、目先は27,290円を守る限りにおいて揉み合い、あるいはリバウンドの余地を許容するものの、ブレイクダウンでは27,250円、220円、そして200円～190円を試すと考えます。なお次の安値更新から、28,110円以来のⅲ波は最低限の行程を走り終える事に留意を。
★その反面で27,270を割り込む事なく27,450円をも上抜くと、シナリオ.2(alt.1)を考慮、ⅲ波完了～ⅳ波スタートを暗示する「最初」のサインと考えます。
★ワタクシ個人的には・・・デイトレ、チャチャっとコースなら27,290円ロスにて300円を買うという「ケチな商い」もありそうですが・・・褒められたものではありませんね。27,380円ロスにて370円、売れたら売るよが正攻法ですか。売れず下げなら、27,290円ヤリ！で280円を追い売りかと(笑)。
（長浜-株式寅さん）